山善が製造業向け複合型SaaSプラットフォーム「ゲンバト」をサービス開始

株式会社山善は、ものづくり企業のデジタル化を支援するため、図面管理や不良記録、設備管理などが可能な複合型SaaSプラットフォーム「ゲンバト」のサービスを2024年2月21日より開始しました。この新プラットフォームは、中小製造業のデジタル化とDX化を促進し、生産性向上に貢献します。

開発背景と目指すデジタル化

日本の製造業は、人手不足や技術承継、技術開発停滞など多くの課題を抱えています。これらの課題に対応するため、山善は「製造現場にちょうどいいデジタルを」提供することを目的に「ゲンバト」を開発しました。このプラットフォームは、中小製造業が直面するデジタル化のハードルを低減し、生産性の向上を目指します。

ゲンバトの特長と提供サービス

「ゲンバト」は、図面管理、不良記録、設備管理など、製造現場のニーズに応える10のサービスを提供します。特に、サービス間の連携やリーズナブルなサブスクリプション料金設定が大きな特長です。2024年12月末までの期間限定で、オリジナルサービスが無料で提供される予定です。また、マッチングサービス「エンムスビ」を通じて、完成品メーカーと中小製造業の新たなビジネス機会を創出します。

山善は「ゲンバト」を通じて、中小製造業のIT化・DX化を手助けし、日本のものづくり産業の生産性向上に貢献することを目指します。この新しいプラットフォームは、製造現場における多くの課題を解決するための「結びの場」となり、中小製造業のビジネス機会の拡大に寄与することが期待されます。

関連リンク

ゲンバト公式サイト:https://genbato.jp/

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