「FURANO NIGHT HAWKS」:富良野スキー場とドローンによる夜間捜索支援サービスが発足

全国初のドローンによる夜間捜索支援サービス「NIGHT HAWKS」が富良野スキー場と提携し、「FURANO NIGHT HAWKS」を立ち上げました。この新しい取り組みは、冬山遭難者の増加に対応し、訪問者とスタッフの安全確保を目的としています。

導入の背景

北海道における冬山遭難件数の増加、特にスキー場でのバックカントリー遭難の増加を受け、富良野スキー場では訪問者とスタッフの安全確保を目的として、「NIGHT HAWKS」との提携による夜間捜索支援サービスの導入を決定しました。本サービスは、ドローンを活用して迅速かつ効果的な捜索活動を実現することで、遭難者の救助機会を高めることを目指しています。

サービス内容と期待される効果

「FURANO NIGHT HAWKS」では、ドローンによる夜間捜索を行うことで、遭難時に一刻も早い救助活動を実現します。富良野スキー場への技術提供として、JICから2名の訓練教官が派遣され、スキー場スタッフ4名に対してドローン飛行訓練と捜索技術の指導が行われました。この取り組みにより、スキー場スタッフ自身が迅速に捜索活動を行える体制が整い、遭難者の生存率向上に寄与すると期待されています。

「FURANO NIGHT HAWKS」の発足は、富良野スキー場の安全対策の一環として、冬季の遭難対策に新たな一歩を踏み出すものです。ドローン技術を活用した夜間捜索支援サービスは、遭難者の早期発見と救助、そしてスキー場スタッフの安全作業を実現し、より安全なスキーリゾート環境の提供に貢献します。

関連リンク

Japan Innovation Challenge公式ウェブサイト

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