第17回「格付ロジック改定によるRM格付変動の影響」調査結果発表 – 業種全体で格上げ進行中

リスクモンスター株式会社は、景況感改善と2024年問題を踏まえた格付ロジック改定の結果を発表しました。全業種で見られた格上げの動きにより、より精緻な企業評価へと進化を遂げています。

格付ロジック改定による大幅な格上げ

2023年12月実施の格付ロジック改定により、全業種で格上げが進行しました。138,196件の格上げに対し、格下げは10,844件という結果となり、前回の改定に続き、大幅な格上げ企業数の増加が確認されました。特に、「F格からE格」「E格からD格」への格上げが顕著であり、低格付け企業の再評価が進んでいます。

景況感改善と2024年問題への対応この格付ロジック改定は、日銀短観12月調査における景況感改善や物流業界が抱える2024年問題など、経済・政治情勢の変化を反映しています。特に企業の収益性分析に注力し、格付評価の適正化を図りました。これにより、倒産予兆をより正確に捉え、安全な取引の拡大に貢献していくことを目指しています。

地域別・業種別の格付遷移状況

調査結果からは、全地域において高格付け(A~C格)企業およびD格企業の増加が見られました。特に関東地域では、E・F格からA~D格に格上げされた企業が16,528件に及びました。また、業種別では「卸売業・小売業」や「サービス業」で約1万件が低格付からD格に格上げされるなど、業種を問わず格上げが進んでいます。

RM格付の意義と今後の展望リスクモンスター株式会社は、常に時勢に合った分析手法の導入と、AI技術とアナリストの知見を組み合わせた格付ロジックの改定を行っています。これにより、高い倒産判別精度を目指し、与信審査の現場で「早い者勝ち」を可能にする情報提供を実現しています。今後も定期的な改定を通じて、より精緻な企業評価を提供し続けます。

イベント概要/商品概要

会社名: リスクモンスター株式会社本社所在地: 東京都中央区代表取締役社長: 藤本太一調査名: 第17回「格付ロジック改定によるRM格付変動の影響」調査調査結果詳細URL: https://www.riskmonster.co.jp/study/research/ <関連リンク>  リスクモンスター株式会社公式サイト

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