アイドルグループ『嵐』の松本潤、歌手・美輪明宏が17日、都内で『きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2019結果発表&新CM発表会』に登場した。
約40年前から、愛好者の間でたびたび熱い戦いが巻き起こっていた、チョコレートスナック菓子『きのこの山』と『たけのこの里』。そんな2製品が平成最後の2018年に、長年の戦いに終止符を打つべく今年2月から7月末までの期間に“国民総選挙”を開催。実に1593万1137票もの投票がされたというこの選挙の結果が発表となり、『たけのこの里』の勝利に終わった。この事態にきのこ党は松本を新きのこ党首として擁立。一方、たけのこ党もこれに対抗するため『新たけのこ党』党首に美輪明宏を立て、今年8月から約4ヶ月にわたり激戦を繰り広げることとなった。
今回は総投票数1058万7785票となり、『新きのこ党』602万1986票、『新たけのこ党』は456万5799票で、約145万6187票差で『新きのこ党』が勝利する結果となった。これに松本党首は、「3回目の国民総選挙で、ようやく新たけのこ党に勝利することができました。投票してくださった国民のみなさまとまさしく『ワンチーム』になったおかげです。ありがとうございます」と、歓喜の声をあげることに。
一方、初の敗戦となった『新たけのこ党』の美輪党首は、「悔しいですね~。すっごく悔しい。でも、『たけのこの里』が好きな気持ちは変わりませんし、国民のみなさまにもかわらず『たけのこの里』を愛し続けてほしいですね」と、呼びかけた。
結果発表終了後には、両党首による会談が開催。体調不良が続き脳梗塞から復帰した美輪へ松本が、「お元気になられてよかったです」と、気遣うと美輪は「私はどんなことがあっても、不死鳥のようによみがえるのよ」と、完全復活を感じさせるコメントが。
その後の会談では、40年の歴史を振り返りながら、リニューアルした商品の話題に。両党首がそれぞれ対抗する商品を実食し、両商品のおいしさを認めあうこととなった。
こうして約40年にわたって戦いが行われてきた『きのこの山』と『たけのこの里』ですが、今回の国民総選挙で終止符を打つことを発表。これを記念して『きのこの山・たけのこの里国民総選挙ノーサイド協定』を締結することに。
両党首が調印書にサインをし、また、それに伴い松本党首より引退宣言が。「初勝利をもって心置きなく『新きのこ党』を引退できます。『新きのこ党』は永久に不滅です!」と言葉を残し、マイクとタスキを置き、会場を後にしました。
なお、戦いに終止符が打たれたことを祝して『きのこの山・たけのこの里 国民総選挙ノーサイドキャンペーン』なるものが17日から2020年1月25日まで開催されることも発表となった。