恒例となっているオスカープロモーション所属女優11名が出席する晴れ着撮影会が12月3日、都内で行われ、さまざまな色や柄のあでやかな振袖を披露した。
「2016年オスカープロモーション晴れ着撮影会」に出席した11名
女優・武井咲(21)、剛力彩芽(23)、忽那汐里(22)、河北麻友子(24)、宮崎香蓮(22)、本田望結(11)、小芝風花(18)、吉本実憂(18)、小澤奈々花(16)、高橋ひかる(14)、花岡なつみ(19)。
吉本実憂
背中から裾にかけて大胆に束ねた熨斗(のし)を配し、上前には牡丹・菊を用いて古典の風格を演出。古典の意匠でありながらキレイなブルーとソフトな配色を合わせて爽やかな印象に
今年の3大ニュース
出会いがたくさんあったこと
お芝居がたくさん出来たこと
お芝居が大好きだってあらためて感じれたこと
吉本は、2015年は、ドラマ『アイムホーム』(4月16日 – 6月18日、テレビ朝日系)、『表参道高校合唱部!』(7月17日 – 9月25日、TBS系)、『5→9〜私に恋したお坊さん〜』(10月12日 – 12月14日、フジテレビ系)と、3作品に連続して出演。さらに、映画『罪の余白』(2015年10月3日、ファントム・フィルム)が公開されるなど、「女優」としての活動が印象に残った一年だった。
「たくさんの人とお話したり、お話をたくさん聞いたりする機会がいっぱいあって、すごく吸収できた一年なのかなと思ってます。来年は、その出会いに感謝して、一生懸命頑張っていきたいと思います」と、総括した。
お芝居をたくさんした1年を通じて、思ったことは、「お芝居が好き」ということ。その理由は、「自分じゃない人を演じられる。自分じゃない人の人生を少しでも体験できるということ。そして、その作品を観てくださった方が、ひとりでもいいんですけど、笑顔になったり、明日も頑張ろうと思ってくださったりできるものなんじゃないかな」と、いう。
また、『表参道高校合唱部!』の谷優里亞や映画『罪の余白』の木場咲役など、取り巻きと口先を使い、権謀術数をめぐらし、人を貶めていくという悪女役が印象的だった。
「悪い役が多かったんいですけど、悪女でも、ただただ悪女というよりも、(自分自身が)精神的に悩んでて、(攻撃相手が)羨ましく嫉妬からイジワルするという。“悪女役”と一言でひっくるめちゃ申し訳ないぐらい、人間味のあふれる役をやらせてもらったので、すごくありがたかったなぁと、思います」と、内面的な心理状態を踏まえた悪女という複雑な、でもやりがいのある役が続いたことも、「芝居が面白い」と言った先の言葉につながっているようだ。
それだけに、「自分が挑戦して全力はいつもなんですけど、達成できなかったり、満足できなかった時とか悔しいです。お芝居のことで毎日のように悔しいことが積み重なっていきます。それを努力で返す。努力するしかない。その悔しさを努力で頑張っています」と、日々の奮闘ぶりが言葉からも伝わってくる。
2015年を漢字一字で表すと、「逢う」と、小芝風花と同じ。
その理由も、「優しい雰囲気を持った逢うです。人との出会い。作品との出会いがたくさんあった一年で、いろいろ出会ったことで学べて吸収できて、新しいものづくり、作品づくりにどうやっていかせるかを挑戦した一年だった。すごく出会いが楽しかったです。素敵な出会いを、人、作品、演技でもさせていただいたので、2016年は、この出会いに感謝して過ごしていきたいという気持ちが出ました」と、人や作品との出会いはかけがえのない財産だと実感したようだ。
2016年の目標は、「目標はたくさん作るようにしているんです。その中でも、湊かなえさんが大好き。小説も好きで、湊かなえさん原作の作品に出れるような人になりたいなと。(物語も人物も重厚だが、)それもひとつの挑戦であり、目標なので頑張ります」と、キッパリと語った。
衣装は、武井咲がイメージモデルを務めている『ジョイフル恵利』。本田望結のみ子供用のため『大高』。