女優・高畑充希（23）と俳優・城田優（29）が8日、東京・六本木ヒルズアリーナで映画『シンデレラ』（監督：ケネス・ブラナー／配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン）ジャパンプレミアにシンデレラ役のリリー・ジェームズとケネス・ブラナー監督とともに登場した。
不朽のラブストーリー・シンデレラがディズニー・スタジオの総力を結集し、実写映画化された作品。高畑はシンデレラ役を、城田は王子役をそれぞれ吹替えした。
会場には、ガラスの靴を落としてしまうかのような階段や、シンデレラと王子が素敵なひとときを過ごす、煌びやかな舞踏会をイメージした巨大ステージが出現。まさに、スペシャルな舞踏会に相応しいレッドカーペットには、この日、雨が降り続け、気温3度という冬のような酷い寒さにもかかわらず、シンデレラのドレスをイメージした青いアイテムを身につけた大勢の観客が詰めかける。おしゃれなスーツに身を包んだ男性、ティアラを身に着けて豪華なドレスを着た女性など、華やかに着飾った総勢500人の招待客と報道陣が集まり、全国各地から舞踏会へ参加する素敵なゲストらが登場した。
シンデレラの青いドレスを彷彿とする水色のサテン生地に花の装飾が施されたワンピースで現れた高畑。黒のタキシードに身を包んだ城田にエスコートされ登場すると、会場からは2人を歓迎する大きな拍手が沸き起こった。
レッドカーペットを歩いて、高畑は「最初はソワソワしたけれど、今はワクワクした楽しい気持ちでいっぱい」と、この日を迎えられたことに感動を抑え切れない様子。次に登場したブラナー監督は「温かい雰囲気の中、迎えてくれてありがとう！また舞踏会に参加できて嬉しいよ」と、劇中の舞踏会を彷彿とさせる会場を楽しんだ。
トリを飾るスペシャルゲストとして、オーディションで本作の主役を射止めた、まさに“シンデレラガール”のリリー・ジェームズが到着。背中が美しく見えるエリー・サーブのピンク色のナイトドレスと、クリスチャン・ルブタンの靴を身につけて姿を見せる。ファン・サービスにも満面の笑みで気さくに答え、投げキスもするなど、内面から溢れだすリリーのシンデレラらしい美しさにこの日1番の拍手と歓声が巻き起こった。リリー自身も「参加できてとても嬉しい。興奮してしまうわ！」と、スペシャルな夜に心が躍っていたようだった。
日英のシンデレラがそろったところで、舞踏会がスタート。色とりどりのドレスを身にまとったダンサーによる可憐なパフォーマンスが披露され、会場にいる全ての人が、シンデレラのロマンティックな世界に一気に引き込まれた。高畑は「初めてのレッドカーペットは、音楽と一緒に映画の中にいるみたい。夢のような時間。リリーを見て吹替えをしたので、今彼女と横に並べて感激です」と、語ると、リリーは「こんな素敵な舞踏会に参加できて光栄です。充希はとても美しく、会えて嬉しいわ」と初めての出会いを喜んだ。
ブラナー監督は「いつも日本のみなさんは温かく迎えてくれます。きょうは祖国イギリスのような雨にしてしまってごめんね」と会場を笑いに誘い、また高畑と城田が奏でる日本版デュエットソングを「才能ある2人と一緒に仕事ができて幸運です」」と絶賛した。
最後に、リリー「ミテネ！」と日本語で本作をアピールし、舞踏会の終了を告げる鐘の音とともに終演を迎えた。
映画『シンデレラ』は25日より全国公開！
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