アイドルグループ『でんぱ組.inc』の最上もがが15日、東京・渋谷のパルコブックセンター渋谷店で写真集『スーパーヒロイン写真集 アンドロイド・ワンゼロ×最上もが』（小学館）発売記念イベントを開いた。
最上は2014年7月から放送された『ウルトラマンギンガS』にアンドロイド役・マナとして出演。今月、14日から公開された『劇場版ウルトラマンギンガS 決戦！ウルトラ10勇士！！』（監督：坂本浩一／配給：松竹メディア事業部）にも登場しているが、本作はこのマナの1日を描くという、いわばコスプレ写真集という要素でも楽しめる作品となっている。
劇中衣装で登場した最上。本作ではアンドロイドという設定をフルに使い「人間に目覚めるというか、理解するという努力をし始める昔のテレビ絵本ぽい感じになってます」と、アピール。
そのマナという役柄については、「何も知らないところから始めて、分からないなりに理解しようとしていて、ボクも人見知りがひどかったんですけど、何もしないと、言ってもらえないと変わらないし、でんぱ組のメンバーでも笑うだけでその関係はすごく変わるというのは分かったから、マナちゃんもここから少しずつ笑ったりして、いろんなことを学んでいっている」と、共感とともに分析していた。
お気に入りはご飯つぶを口元につけているカットで、「アンドロイドだったらこうなるかなというような気持ちでやってて」と、キャラへなり切ったのだとか。女子高生風とともにウェディングドレスのカットもあるが、「初めて着てしまったと思って。現場に行って『ハッ！！』と思って。仕事でウエディングドレスを着ると婚期を逃すと聞いているんですけどと言ったら、スタッフさんは『大丈夫だよ』って言われて、そのまま流されました（苦笑）」と、撮影時のエピソードを交えて語り、「でも、たまたまそんな話を聞いただけであまり気にはしてないんです。結婚はまだ考えてないんで」と、サバサバ。
もし、本当にアンドロイドになったらと問われると、「強くていいんだったら悪いやつをやっつけたいです。それと、ゲームをしたい。アンドロイドがゲームセンターにいたら面白くないですか（笑）？音ゲーとか得意そうじゃないですか」と、空想を楽しんでいた。
本作をほかのメンバーは見たかと問うと、「色校していたとき、りさ（相沢梨紗）ちゃんが良いねって言ってくれたり、特典のステッカーをメンバー全員カワイイと言ってくれました」と話し、それではマナとしてではなく最上自身の写真集はどうかと問うと、「うまくいけばもしかしたら何かしらあるかもしれないですね（笑）」と、意欲を見せた。
ほかにも、『でんぱ組.inc』が今年ワールドツアーに出ることになるが、実は飛行機が苦手だそうで、「飛行機って怖くないですか！？」と、報道陣に詰め寄りつつ、「頑張って機内で寝るか、乗る前にずっと起きてて飛行機の中で寝ようかなと」と、方策を。
さらに、音楽的に誰かコラボしたい人はいないかということに話が向くと、「『Fear, and Loathing in Las Vegas』さんとか、楽曲的に近いものを感じているんです。個人的にはaikoさんとコラボしてみたい。何かしらあったら嬉しいです」と、期待を寄せた。
「大人でも子どもでも楽しめるように作っていまして、人間に少しでも近づきたいというストーリーがあるので見てみてください！」とPRしていた写真集『スーパーヒロイン写真集 アンドロイド・ワンゼロ×最上もが』は926円（税別）で好評発売中！
