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【アカデミー賞】[助演女優賞]富司純子、『緋牡丹博徒』主題歌ヒットの過去も「歌は苦手」と

【アカデミー賞】[助演女優賞]富司純子、『緋牡丹博徒』主題歌ヒットの過去も「歌は苦手」と
優秀助演女優賞を受賞した富司純子

 女優・富司純子(69)が27日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」で、『第38回日本アカデミー賞』授賞式が行われ、優秀助演女優賞を受賞した。

 総合司会者は、昨年度の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のW受賞となった女優・真木よう子(32)と、2年連続の司会となった俳優・西田敏行(67)が務めた。

 富司は、映画『舞子はレディ』(監督:周防正行/配給:東宝)で、舞妓を目指す少女・春子(上白石萌音)を厳しくも温かい目で見守るお茶屋の女将さん役を演じた。

 20年前に作品のアイデアが誕生した時から、周防正行監督のイメージキャストだったという。劇中では歌声も披露し、エンタテインメント作品を盛り立てている。

 西田は、「ちょっとミュージカル仕立てで、お歌にも挑戦されていて。ああいう形の映画ははじめて?」と、問うと、富司は、「初めてです。歌は全く苦手で」と。西田は、「映画『緋牡丹博徒』シリーズで、お歌いになってたじゃないですか」と、1968(昭和43)年の『緋牡丹博徒』で初主演と主題歌も歌いヒットしたことを引き合いに出す。

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 すると、富司は、「(あれは)録音さんが上手につないでくださっていたので、人前では歌えないんです。(今回も)ボイストレーニングしていただいて、音楽の周防(義和)さんに励ましていただいて、なんとか務めました」と、謙遜する。

【アカデミー賞】[助演女優賞]富司純子、『緋牡丹博徒』主題歌ヒットの過去も「歌は苦手」と
『緋牡丹博徒』で初主演と主題歌も歌いヒットも歌は苦手

また、富司は、「(上白石)萌音ちゃんが泣いてうつ伏せになって、私が歌をうたう」シーンでは、自前の着物を着て挑んだという。

 そこには、「祇園町の千子ちゃん。私と同期なんですけど、そのお店に行った時に着ていて、『着るんだったらあげる』と。お役がそうだったので、お形見を千子ちゃんの役で着せていただいた」との理由があったと、説明した。

 富司は、「(上白石)萌音ちゃんもチャーミングな舞妓さんで。学校に行きながら、歌も踊りも一生懸命レッスンがんばっていて」と、役柄同様に芸能界の先輩として、新人に温かい目を向けた。

 上白石は、「富司さんの背中からいろんなことを学ばせていただいて、本当に感謝しています」と、初々しく語った。

 

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