女優の田中麗奈（34）が1月6日、都内でドラマ『美しき罠～残花繚乱～』（TBS系）制作発表に若村麻由美（48）、村上弘明（58）、劇団EXILEの青柳翔（29）らと出席した。
1月8日から放送される木曜ドラマ劇場『美しき罠』は岡部えつの小説『残花繚乱』を原作にしたラブサスペンス。田中は上司と不倫する34歳の会社員・西田りかを演じ、りかを中心にさまざまな登場人物の強烈な復讐心が入り乱れ絡み合う。全10話。
7年ぶりの民放ドラマ主演となる田中は「7年ぶりということでそんなになったのか」と笑いながら「気負わずお芝居に集中して、現場のスタッフキャストのみなさんと協力して最終話まで走れたら」とコメント。役について「平凡な幸せを望み、仕事もがんばっている女性。沢山の“罠”をしかけられていくのので、苦しみながらもがいていく状態がリアリティとして伝われば」と話した。
夫の不倫に気づき、逆に素知らぬ顔でりかへのお見合いを進めるという妻・柏木美津子を演じる若村は「次から次へと繰り広げられていく展開の早さが、回を進むごとにスピードアップ。毎回ドキドキしながら台本を読めている」と話し、「夫は浮気グセ以外はパーフェクト。主婦としての理想像を達成するために、なんとしてもりかを別れさせようとして、満たされない部分は年下の男に埋めてもらう…最低な女の子だなと思います」と笑いを誘った。
印象に残った“罠”を聞かれた田中は「美津子さんが職場に来てしまうんですけど、それは驚きますね。毛皮のコートを着て、大きな帽子をかぶってすごく迫力があって。身から出たサビなんですけど、それにしても…職場に来られるのはちょっとな、困るなあ。と思いました」と苦笑いした。
演じるりかとは同年代である田中は「りかはごく普通の身近にいるような女性。自分だったらどうなのかなあと考えたり、友達にいるなという身近な存在として感じていただきたい」と呼びかけた。
