女優・上戸彩(29)が24日、東京・有楽町のニッポン放送イマジンスタジオで同日正午からスタートした同局の「第40回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」のスタート直前会見に出席した。
目の不自由な人が安心して街を歩けるように「音の出る信号機」を設置する基金を募る24時間ラジオチャリティ番組。2006年以来、2回目となる同番組のパーソナリティを務める上戸は「8年ぶりにパーソナリティをやらせていただきます。私のワガママでたくさんのアーティストが出演してくださるので、ぜひ、募金をお願いします」と熱烈PRした。
この日、オンエア1時間前に行われた会見では、「(開始まで)1時間を切りました。どうしましょう…。前回は朝起きれるか心配でしたが、今回はお腹が心配。空腹に耐えられるか。(アーティストの)みなさんがたくさんきてくれるので、25時間後まで支えてください」と茶目っ気たっぷりに場を和ませたが、24時間ラジオには強い想い入れがある様子だ。
「8年前はエンディングで嗚咽ぐらい泣いてしまって、ラジオなのに声を届けられなかった。軽々しい気持ちではできない仕事です。今回はスタッフのみなさんが私なりのラジオのカタチを考えてくださったので、お引き受けしました」
今回の見どころは、自身による朗読とアーティストたちとのコラボで、話題ドラマ”昼顔”で不倫相手役として共演した俳優・斎藤工(33)とも朗読劇を行うというが、「この8年間で芸能界にも心許せる大切な友だちができた。今回はプライベートでも仲のいい友人も来てくれる」とうれし気。そのひとり、ベッキー(30)とは「おとといもベッキーとクリスマスパーティをしました。(番組では)みなさんと女子トークをしたい。自分たちの恋愛経験を活かせたら」とやる気満々だ。
プライベートでは一昨年秋にEXILE・HIRO(45)と結婚したが、「(結婚後も)仕事に対するフリーな気持ちはかわっていません。(主演ドラマの)『昼顔』でご一緒した画家・北村直登さんが描いたチャリティTシャツがあるんですけど、HIROさんもサインしてくれて、預かってきています。きのうはHIROさんの帰りが遅かったけど、ぐっすり寝れたほう。体調は万全です」と夫婦生活も順調な様子。
この1年は「ドラマ『昼顔』をやってよかったなと思う。前半は『テルマエロマエ』で海外にも行けたし、1つの作品にたっぷりと時間をかけられた年。来年はもっと充実した1年にしたいし、30(歳)になるので、30らしい過ごし方をしていきたい」としみじみと話していた。