女優の芦名星(31)が12月22日、都内のTOHOシネマズ六本木ヒルズで『ST 赤と白の捜査ファイル』ドラマ全10話イッキミ耐久レース~ボク、もう帰っていいかな~に柴本幸(31)、水上剣星(30)、佐藤東弥監督、森雅弘プロデューサーと登場した。
藤原竜也&岡田将生主演として話題になり、日本テレビ系でスペシャルドラマ、連続ドラマ、映画化とまたたくまにスケールアップしていく『ST』シリーズの映画公開を記念し、映画館のスクリーンでドラマ版全10話を一気に上映するイベントが行われた。
集まった約200人に芦名は「(藤原)竜也くんかな、岡田(将生)くんかなという中で私が出てきてすいません」と恐縮しながらあいさつ。しかし、せっかく2人がいない好機(?)ということで、撮影中のエピソードを紹介した。
「竜也くんと岡田君はお酒を飲むのが好き。みんなで結構食事に行くんですが、竜也さんって結構しっかりしてるんですよ。岡田くんが…」と苦笑。森があとを続け「腰砕け系ですね。あれだけシラフの時はしっかりしてるんですけど…」と酔った時の岡田の一面を明かした。
撮影中にお店からサインを求められた時に「三宅(弘城)さんのために空けといたスペースに岡田くんがすっとSTと書いて、『これで完璧でしょ!』ということが」と岡田エピソードを語る芦名。志田未来とも「怖い話をしたら未来ちゃんが本当に怖くなっちゃって、私の部屋に泊まりにくるというのがありました。楽しくなっちゃって、ほとんど寝ずに次の現場に行きました」と振り返ると、森は「居合わせた照明部が大いに飲まされたと聞いてます」と補足し、笑いを誘った。
多忙な中にも酒精に富んだ現場だった。柴本も「(藤原は)知らないうちにグラスにワインを注ぐんですね。いくらたっても白ワインが無くならないと思って、あとで岡田くんに聞くと、竜也さんが5回くらい注いでたんです」と楽しそうに語った。
酒席の一方、撮影現場では藤原が皆をリード。芦名は「専門的な知識で、セリフの量がものすごい多い。でも、前日に台本が上がっても次の日完璧に(セリフを)入れている。竜也さんの意識がすごい」と絶賛。「普通だったら1回ぐらいNGがあるような時も一発でやってしまう迫力。おのずとその空気ができてました」としみじみ話した。
最後に芦名は「メンバーも本当は今日来たがっていて、『この辺で飲んでたら行くよ!』って言ってたんですけど。残念。みなさんに力を借りてST映画をどんどん観てもらえるようによろしくお願いします」と呼びかけた。