5人組アイドルグループ『嵐』のメンバーが23日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた『第27回東京国際映画祭』のオープニングイベントに登場した。
同映画祭のスペシャルアンバサダーとして嵐のメンバー5人がスクリーンに映しだされると、アリーナに集まった観客たちから大歓声が沸き起こった。
黒いスーツに白いシャツ、黒の蝶ネクタイに左胸に白のチーフという、おそろいのいでたちで大野智(33)、櫻井翔(32)、相葉雅紀(31)、二宮和也(31)、松本潤(31)の5人がレッドカーペットに登場すると、その歓声は、一段とボリュームアップ!
そんな中、ゆっくりと笑顔で手を振りながら、アリーナ内を1周してステージに登場する嵐のメンバーたち。英語で嵐についての紹介が流れるなか、スクリーンには、メンバーそれぞれがこれまで主演してきた映画のワンシーンやライブシーンが写しだされる。観客たちは、それに歓声を上げながら見守った。
松潤は、「懐かしかったですね。2007年ですから7年前ですね」と、映像で流れた初の単独主演作品である『僕は妹に恋をする』(監督:安藤尋/配給:ショーゲート)に感慨深げ。
今回、スペシャルアンバサダーを務めることについて、ニノは、「僕らも映画という作品に携わらせていただいていますので、こういう形で参加できるのはありがたいです」と、感謝する。
テレビと映画の違いについて櫻井は、「テレビと違ったというのはわからないですけど、年代、国境を越えて残っていくものですし、出演する自分にとっても大きな財産となる」と、影響力を語る。
11月22日公開される初主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(監督:犬童一心/配給:東宝・アスミック・エース)が、特別招待作品として出品される相葉ちゃんは、「ありがとうございます。冬にピッタリなラブストーリーができたと思っています。26日の日曜日にもまた映画祭に戻ってくることになっていますのでよろしくお願いします」と、苦笑いしつつ、舞台あいさつのPRも。
また、オファーが来た時の感想を、「ラブストーリーだったので。気合入ってやらさせていただきました」と、キッパリ。メンバーの反応について、「メンバー・・祝福してくれましたね」と言うと、ニノが、「あっ、祝福・・しました」と、割って入って合いの手を入れる。松潤も「新鮮なんで楽しみです」と、相葉ちゃんらしいイジられ方でトークを盛り上げる。
MCが、「アンバサダーということで、リーダーよろしくお願いしますね」と振ると、大野は、「あっ、本当に、よろしくお願いします」と、一言いうと、会場が沸き上がる。
まずは、松潤が、「今年の東京国際映画祭は、映画が好きな人はもちろん、普段、映画をあまり観ないという方にもたくさん触れていただくきっかけになる場所を用意しています。ぜひ、会場に足を運んでください。素敵な出会いを用意してお待ちしています」と、宣言すると、櫻井が、英語でスピーチ。
大野が、「それでは、東京国際映画祭、開幕します。TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL in…」と言うと、5人そろって、「NOW OPEN!」と、開会を高らかに宣言した。
このあと、フェスティバル・ミューズを務める女優・中谷美紀を始め、安達祐実、浅野忠信、菅野美穂、小泉孝太郎、染谷将太、橋本愛、深津絵里、宮沢りえら、多数の豪華ゲストがレッドカーペットを歩き、華やかなオープニングに華を添えた。最後には安倍晋三内閣総理大臣が来場し、あいさつを行った。
『第27回東京国際映画祭』は、10月23日~31日まで、メイン会場となる東京・六本木ヒルズのほか、TOHOシネマズ日本橋や歌舞伎座にて開催される。