俳優・哀川翔(53)が26日、東京・新宿バルト9で特撮ドラマ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』最終決戦プレミアム上映会を前に俳優・中山麻聖(25)、雨宮慶太総監督とともに登壇した。
26日に最終回を迎える本作の最終回25話『天命』が誰よりも早く観ることができるイベント。魔獣エイリスを封印するために石版に封印された9体のホラーと、冴島雷牙とその仲間たちの戦いの結末が描かれる。哀川は、元老院付きで、数々の困難な指令を切り抜けてきた歴戦の魔戒騎士・毒島エイジを演じた。
25話の上映前に毒島の衣装で登場した哀川。衣装に「違うものになったような感じでいい感じです」と、上機嫌で、雨宮総監督から「兄貴は撮影中もずっとこんな感じでした」と、ツッコミが。
そんなお気に入りの衣装だが、「甲冑の次(に重い)。素材を軽くするとか考えてくれると思うんですけど、まったくないですからね。みなさんの思っている5倍重い」と、ぼやくと、雨宮総監督から、「うちは見栄え優先なので(笑)」と、明かされることとなった。
一昨日までニューヨークにいたという哀川。時差ボケ状態だそうだが、いつも寝ている時間のため、「いま絶好調です!」とテンションも高く語りだし、衣装を着た時のことを、「顔合わせがあったときに、作品の流れのカット割を見せてもらって、すごいんですよ!果たして自分がそこに入りきれるのかというのが初日だったんです」と撮影のことを振り返ることに。
作品の出来については、「50歳を超えてからこういう役をもらって、絵を観て、嬉しくなりました。もうちょっといける!自分を燃えさせる何かがあって『ヤベー!』と思いました」と、大満足な様子。
また、撮影現場で埠頭のシーンがあったそうだが、そこはなんと釣りの穴場だったそうで、哀川が撮影する日以外でも釣りにやってきたのだとか。哀川は、「あしたここで撮影やってるのって言われて、来ちゃおうかなと言って。あんなところはないよ!」と相当な穴場だったようだが、あまりに大物が釣れたことに、撮影が止まってしまったエピソードが明かされ、場内は爆笑に包まれていた。