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長谷川京子 4年半ぶりドラマ主演!北川悦吏子さん脚本手がけオールニューヨークロケに

長谷川京子 4年半ぶりドラマ主演!北川悦吏子さん脚本手がけオールニューヨークロケに
長谷川京子が4年半ぶりにドラマを主演する

 女優・長谷川京子(36)が4年半ぶりにドラマを主演することが、分かった。

 恋愛ドラマの名手として知られる脚本家・北川悦吏子さんと『ロングバケーション』などで監督を務めたヒットメーカーの演出・永山耕三が再びコンビを組んだオリジナル新作でオールニューヨークロケを敢行した大人のラブコメディー作品となる。

 そのタイトルは『ティファニードラマスペシャル 夏の終わりに、恋をした。』と、タイトルにティファニーが入っている通り、同社全面協力のもと撮影されているが、同社がテレビ局とコラボレーションしたドラマを放送するのはこれが初となる。

 主人公はアラフォー女子・ちかげ(長谷川)。5年つきあっていて、将来も誓い合った(と思っていた)彼氏・成瀬(谷原章介)にフラれ、彼は若い女・七海(菜々緒)と電撃的に恋に落ち、結婚してしまった。ショックのあまり、ちょっとした復讐をしてやろうと、こともあろうに彼氏の新婚旅行先・ニューヨークまで追いかける。ひょんなことで、N.Y.在住の若い日本人のイケメン留学生・俊平(工藤阿須加)に出会い、2人のN.Y.珍道中が始まることに。五番街を歩きながら、彼女は語る。今まで、一生懸命働きいろいろ買い物をしてきたが、ひとつだけ自分で買わなかったものがある。それが、ティファニーのジュエリー。それこそは愛した男性からもらうべきものと決めていたからだった…。

 長谷川の起用について古屋建自プロデューサーは、「社会で挫折したり、人間関係に悩んだりしても、日常を前向きにエンジョイする等身大で活動的な女性を主役にしたかった。しかし、舞台は華やかなニューヨーク。アクティブな若さとかわいらしさ、エレガントな大人の女性らしさ、両方を兼ねそろえる女優さんはこの人しかいないと思った」と、理由を明かしている。

 長谷川は、「私が学生時代に夢中になった作品の数々を手がけられた方。その頃の懐かしさと現代の雰囲気が合わさった、かわいらしい作品だと思いました」と、作品への印象を伝えつつ、「今回は全てが会話劇ですし、2人だけのお話しなので、楽しくするのも悲しくするのも、自分たち次第。テンポ感や間合いをしっかり考えて、本番ではリラックスしてやりたいと思います」と、9月上旬からスタートする撮影へ向けての抱負も口にした。

 ほかにもニューヨークの道中の相手役となる工藤について、「『八重の桜』では、とにかく真面目で素直で、現場のみんなからかわいがられていました。今回もそんな彼の素直さやカッコつけない感じがシュンペイと重なれば、とてもかわいいキャラクターになりますよね?」と、期待を寄せている。

 ドラマ『ティファニードラマスペシャル 夏の終わりに、恋をした。』は9月26日午後11時よりフジテレビ系にて放送!

 ■STORY
 ちかげは、今、世界一、見苦しい女。
 5年つきあっていて、将来も誓い合った(と思っていた)彼氏にふられた。彼は、ここへ来て若い女に寝返った。電撃的に恋に落ち、さらには電撃的に結婚してしまった。アラフォーのちかげは、人生の土壇場で奈落の底に突き落とされた。
 ちかげは、ショックのあまり半分ストーカーまがいな状況に陥り、ついに新婚旅行先のニューヨークまで好きだった成瀬を追いかけて来てしまった。そこでひょんなことから、ニューヨーク在住の若い日本人の男、俊平と出会う。
 そこから、俊平は人の新婚旅行を追っかけて来たちかげの珍道中につきあう羽目に。ちかげは復讐(ふくしゅう)してやろうかと新婚旅行先にまでやって来たのに、いざとなるとどうしてよいかわからない。ニューヨークの各所を歩いたり、自転車に乗ったりしながら、会話を繰り広げる。
 そんな二人が、ニューヨークの五番街を歩きながら、ティファニーに入る。
 ちかげは言う、「私、一生懸命働いて、お金稼いで、洋服やら靴やらアクセサリーやら、いろいろ買ったけど。ひとつだけ、自分で買わなかったものがある。ティファニーのジュエリー。“これは、好きになった男の人に買ってもらうものだろうな”と決めていて。せめて、ファーストティファニーは。だから、ここのジュエリー、ひとつも持ってない」。
 「成瀬さんに買ってもらわなかったんですか?」と俊平。
 「(すごく、「買って」と言いたかったけど)言えなかった…」とちかげ。
 ちかげに、俊平は、かわいらしさを感じる。
 そう、俊平は、一緒にいるうちに、だんだん、ちかげのかわいさに気がついていく。そして、ここまで成瀬を追って来たのも、こわいといえばこわいが、いちずの証とも言える。俊平はこのとんでもないちかげに、振り回されながらも、次第に、二人の距離は近づいて行くのだった。
 距離は近づいていくが、タイムリミットは迫って来る。ちかげは、明日には、日本に帰る。果たして二人の関係はどのように発展していくのか。

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