映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』(監督:佐久間宣行/配給:東宝映像事業部)製作発表会見が7日、東京・東品川のテレビ東京 天王洲スタジオで開かれお笑いタレント・劇団ひとり(37)、お笑いコンビ『おぎやはぎ』の小木博明(42)、矢作兼(42)、『バナナマン』の日村勇紀(42)、設楽統(41)、グラビアタレント・上原亜衣(21)、小島みなみ(22)、白石茉莉奈(28)、佐久間監督(39)が登壇し、司会は同局の松丸友紀アナウンサー(33)が務めた。
昨年6月に公開(参照記事:斎藤工 劇団ひとりを松田優作にたとえて大絶賛!「俳優の真髄を学んだ」)された劇団ひとり主演のテレビ東京深夜のバラエティ番組『ゴッドタン』映画化第2弾。前回と同じくひとり演じる川島省吾が主人公だが、今回は学園を舞台にした超能力タイムスリップもの。全編ひとりによるアドリブというものは変わらずだが、福祉誠治、中尾明慶、戸次重幸、近藤芳正、伊藤英明といった大物との競演やら大物アーティスト・森山直太朗による描き下ろしの主題歌『五線譜を飛行機にして』があったりと、パワーアップしている。
会見でサプライズ発表される前から、なぜか映画化のパネルが場内で見えてしまっていたため、ひとりは発表した後に、「度肝を抜くと思います。もうやっちゃうの!という話ですよ……、ってもうみんな知ってるんだもん!ここのスタッフってこんなに雑だったけ?」と、いきなりのハプニングで脱力気味のサプライズ。
本作が決まったことへ、ひとりは「前作を撮り終わって、打ち上げやって第2弾やりたいですねと言ったら、こんなに早くできると思わなかった。前回よりもはるかにスケールアップした内容で、前回の3、4倍は爆薬があった」と、違いを話しつつも、その爆薬のシーンについては、「どこで、どうなるかというのは知らなかったから、近くで激しい爆発がドンとなって、2時間ぐらい鼓膜がブーンってなってた。特効の方もそれは感じていたそうですけど、このタイミングでやるしかないというのでやってました」と、相当に体の張ったものだったのだとか。
さらに、「キャパシティを超えた瞬間がありました」というひとり。前回よりもバージョンアップした点へ、「エロスの部分じゃないですかね。いままでは冒頭だけだったのが中盤にもそんなシーンがあった。何歳指定になるのかというのはきょう映倫に見せているので決まるのですが、あれ18歳だよね。あれ12歳に見せたらダメだと思う。かなりきわどいところまで行ってる」と、言い出し、日村も「俺42歳だけどダメって言ったんだぜ!」と、力説する様子を見せていた。
そんなひとりに小島は、「セクシーさを出さなきゃなと思って、ひとりさんをどう誘惑しようかと思ったんです。ひとりさんお演技とロマンティックなセリフと超能力でみなみのことを滅茶苦茶にするのですごかったです」と、意味深なコメントに場内が爆笑する一幕も。
ほかにも、伊藤が出演するが、その伊藤はVTRで「ゴッドタンとういう番組が大好きで、キス我慢選手権というのはずっと古いシリーズで前回のムービーもすごくて、本当は、キス我慢する方で出たいなと思うんですけど、ひとりくんを絶対に超えられないので、ひとり君を導く役で出てみたいなと思って」と、思いを。ひとりは伊藤について、「伊藤さんが出てきたところは一番ビックリしたんじゃないかなと思いました。ヤバイなと思った。役者として食われると思った。伊藤さんがこの仕事を受けるのって何のメリットないですけど、この番組のファンだったから出演してくれた」と、感慨深げだった。
また、楽曲は小木の義兄弟に当たる森山が書き下ろしたが、小木は「最初に聴いた時に、これダメだなと思った。ジブリの映画を観ているときにかけてくれて合ってないと感じた」とダメ出ししたが、ひとりは「止めろよ!」と、ツッコミ笑いを誘う一幕もあった。
会見終盤には報道陣から超能力の披露を求められたひとりが、なんと小島をパンチラさせるという“うらやまけしからん”能力を披露。ノリで矢作にも挑戦して盛り上がっていた。
映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』は10月17日より全国ロードショー!なお、前売り券は8月8日より全国劇場にて発売!