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谷内里早、浦島太郎モチーフの映画『竜宮、暁のきみ』初日から満員御礼!水中シーンも楽しかった

谷内里早、浦島太郎モチーフの映画『竜宮、暁のきみ』初日から満員御礼!水中シーンも楽しかった
天真爛漫な不思議少女・乙武みずきを演じた谷内里早

 俳優・国広富之(61)の次女でファッションモデル、女優として活躍している谷内里早(20)が、19日都内で行われたヒロインを務める映画『竜宮、暁のきみ』(脚本・監督:青木克齊/配給・宣伝:Construct film works)の初日舞台あいさつに落合モトキ(24)、青木監督らとともに登壇した。

 強力な話題作がいっせいに初日を迎える中、「大入り」で見れない人も多く出るほどの満員御礼という好スタートを切った。また、同ホームページによれば2日目も満員御礼だったという。

 夏らしい浴衣姿で登壇したキャスト陣。青木は、「昨日までお客さんはいらないんじゃないかとドキドキでした。会場10分で満員の札が出て、見られない人も多く出るほどで、感謝しています」と、満員札止めとなった会場を見渡しながら感謝の第一声。

 2年前に撮影された同映画は、日本人の誰もが知るお伽話「浦島太郎」の物語をモチーフにした『さぬき映画祭2013』優秀企画作品。全編オール香川ロケで行われた。

 一年前の夏。故郷の香川に帰省した東京の大学に通う浦浜太郎(石田法嗣)は、遊びに行った鴨の越の海で溺れ、助けようとした親友・浪越正彦(落合モトキ)が命を落としてしまう。それから1年後、また夏が来て…。心に大きな傷を負い、喪失感と罪悪感から自分の殻に閉じ籠り続ける太郎の前に、一人の不思議な少女・乙武みずき(谷内里早)が現れる・・・というストーリー。

 天真爛漫でへこんでいる主人公を励ますキャラクターの不思議な少女・乙武みずきを演じた谷内は、「香川県の自然の中でノビノビやらさせていただきました。(太郎の前で)シャキーンとポーズをとったり、『(隠れて太郎をつけるシーンで)ここヤギの声入れてみようか』とか監督さんといろいろ話して、どうしたらおもしろくなるか考えました」と、おもわずクスッと笑ってしまうような小ネタにも注目。

谷内里早、浦島太郎モチーフの映画『竜宮、暁のきみ』初日から満員御礼!水中シーンも楽しかった
男性陣が怖がる水中撮影も「楽しかった」と平気!

 親友の浦浜太郎を助けようとして、海で溺れて死んでしまう浪越正彦役の落合は、「溺れて死んじゃうシーンが大変でした。先程もメイキング観ていて、『この人よくやっているなぁ』と思ったら、俺でしたね」と、笑いを交えつつ振り返った。

 浦浜太郎役の石田法嗣はイギリスに居るそうで、「この作品は2年前の夏、ちょうど今ごろ撮影していました。香川の夏はとても暑くて、天候など大変なこともありましたが、すばらしいロケーションの中、気持よく演じさせていただきました。ただ一つだけ苦しかったのは、水中シーンの撮影です。もともと全く泳げなかった僕が水の中で苦しんでいるのを横目に、スイスイと簡単に撮影をこなしていく谷内さんと落合くんがとてもうらやましかったです。あのときの苦しさと僕を観る2人(谷内と落合)と監督の冷たい視線は、決して忘れられません(笑)」と、恨み節を。

 これを聞いた監督と谷内、落合は、「温かい目で見守っていました。頑張れって応援していました」と、否定。

 しかし、男性キャストが、大変という水中撮影のシーンも谷内は、「私は楽しかったです。なんでそんなに苦しそうに撮影しているかが分からないぐらい。普通に楽しくダイバーの人が下まで連れて行ってくださって、そのままプカーンと浮かんで、もう終わっちゃったの?という感じで、(撮影が)終わっちゃいました」というから、泳げない石田にしたら、「冷たい視線」と感じるの・・・。

 また、落合が、「水中のシーンもそうですけど、夜の海に沈んでいくシーンがあったんですけど、夜の海は初めての経験で怖かったです」というが、谷内は、「夜の海に私も入ったんですけど、あのあと、ひとりで海で泳いでしました。今考えると危なかったなぁと思うんですけど」と、楽しそうに話すなど、男性陣とは好対象な反応。

谷内里早、浦島太郎モチーフの映画『竜宮、暁のきみ』初日から満員御礼!水中シーンも楽しかった
「夜の海のシーンは撮影後に泳いだ」と谷内(左)

 谷内の見せ場のもうひとつは、クライマックスでのダンスシーン。実は、「1年だけジャズダンスしていた。みんなについていけなくてやめたノデ、ダンス得意ではない」と、告白。猛特訓の末、海岸でのダンスシーンは、幻想的なコンテンポラリーダンスを披露している。

 谷内は、「香川県の空気がきれいだったので、踊って新鮮な気持ちで楽しかったです」といえば、青木監督も、「撮影の一番最後だったので、グッとくるものがありました。主役の石田さんもお気に入りのシーンです」と、ラストに向かっていくに相応しいシーンとなった。

 青木監督は、「『暁』は、夜明け指す古い言葉です。だから『暁のきみ』を訳すと『夜明けのあなた』になります。あなた、きみ、それぞれに大事な人がいると思います。太郎にとって、みずき、正彦。みずきにとっては、お母さん、弟。正彦にとっては、お母さんと、それぞれ大切な人がいると思います。そういう思いを込めました」

 最後に谷内は、「無事に公開することが出来てうれしく思っていてます。観終わった後に、心が暖かくなる感じがあったので、この感じを多くの方に観ていただきたいいなぁと思いました。香川県のきれいな情景、香川県の音楽、香川県のいいところが詰まった、キラキラした作品だと思っているので、口コミもよろしくお願いいたします」と、アピールした。

 同作は、7月19日(土)~8月1日(金)まで、「K’s cinema」にて午前10時30分より、連日上映。以後、全国順次公開予定

 同作品のホームページ http://ryugu-akatsuki.jp/

 

谷内里早、浦島太郎モチーフの映画『竜宮、暁のきみ』初日から満員御礼!水中シーンも楽しかった


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浴衣で登場
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谷内にも花束贈呈


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親友の代わりに溺死してしまう浪越正彦役の落合モトキ
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「水中シーンが大変だった。夜の海も怖かった」と落合
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青木監督に花束贈呈


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