お笑いコンビ・爆笑問題の太田光（49）と田中裕二（49）が26日、都内で行われた映画『トランセンデンス』（監督：ウォーリー・フィスター／配給：ポニーキャニオン、松竹）のナビゲーター決定＆公開収録イベントに登場。昨日起きた、AKB48握手会襲撃事件についてコメントした。
ジョニー・デップ主演の“超越”を意味する『トランセンデンス』は、近未来を舞台にしたリアルなSF作品。テロリストの凶弾に倒れた愛する夫の意識をコンピュータの中にインストールした妻。みるみる進化を遂げる“彼”はやがて人類の脅威となってしまう…というストーリー。
同作の本編上映前に映画館で流されるナレーション映像を担当することになった爆笑問題のふたり。さっそくアフレコをおこなうと、太田は「インターネットの炎上もひとつの意志のように感じる時がある。人ごとじゃないよな。ジョニー・デップにもよく似ていると言われる」と話し、田中から「そういう映画じゃねーから！」とツッコまれながら「“アナ雪”を超える作品。劇場で一緒に歌いたいです。少しも寒くないです」と笑いを誘った。
囲み会見では覚せい剤取締法違反（所持）で逮捕された人気デュオ『CHAGE and ASKA』のASKA容疑者について聞かれると太田は「“シャブ＆アスカ”っていうのは可哀想だと思うんだよね。チャゲさんがシャブみたいな印象を受ける」と話し「あれは違う。“アスカ＆アンナカ”、いや、“チャゲ＆アンナカ”にすればいいのに。僕からの提案として」とブラックジョークを展開した。
さらに太田は、同時に逮捕された栩内香澄美（とちない・かすみ）容疑者についても「栩内さんとどこで知り合ったのかな。俺らの周りには全然いないんだけど」と嘆き節。これには田中も「そういうパーティーとか行ったことない。一度行ってみたいもんですね」と同意していた。
3人のけが人を出したAKB48握手会襲撃事件についてコメントを求められると田中は「早くけがが治って欲しい。ファンの人たちもショックが大きいですし、握手会とか今後はどうなるのか。身近な存在だったので、ひとりでもそういう人がいるだけで大変な影響がある」と険しい表情で語った。
太田は「かわいそうだね。パッと思い出すのは美空（ひばり）さん。（松田）聖子ちゃんも暴漢に襲われたし」と振り返り（参照記事：【コラム・前篇】暴走したファンに「襲撃」された芸能人！松田聖子は頭を殴られ、美空ひばりは硫酸を！）「紙一重というか、ギリギリの危ないところで女の子たちはやっているからね。警備は万全にして欲しいなと思いました」と警備体制を憂慮した。そして「やるんだったら俺のところに来いって。許せないですよ」と怒りを表明。田中は「これを言うと（太田の）かみさんがめちゃくちゃ怒るんですよ。（来たら）アンタはいいんだけど、いろんな人が迷惑するだろ」と相方を制止していた。
『トランセンデンス』6月28日全国公開！
