お笑いトリオ『パンサー』の菅良太郎（32）、向井慧（28）、尾形貴弘（36）が18日、東京・TOHO シネマズ 六本木ヒルズ ARTでアニメーション映画『えいがパンパカパンツ バナナン王国の秘宝』（監督：べんぴねこ／配給：ディー・エル・イー）声優発表会見に登場した。
静岡発のパンツLOVEな子ブタのキャラクター“パンパカパンツ”初の映画化となり制作を担当するのは『秘密結社鷹の爪』で知られる株式会社DLE。お父さんが福引で当てたハワイ旅行だったのだが、主人公のパンパカくん（cv南條愛乃）らは、飛行機を間違えバナナン王国にたどり着いてしまうことに。さらには、勇者と間違えられ、悪者バナナワニを倒すため仲間とともに大冒険を繰り広げることとなる。
パンサーはカニを管、黄金バナナを向井、勝負パンツを尾形が声を当て、向井は、「声優初めてですけど、いい感じにできたんじゃないか」と、自信を見せると菅も「台本とかボロボロになるまで読み込みました」と、気合を。
べんぴねこ監督は、このキャスティングについて、「パンパカパンツだし、パンがつくパンサーみたいな感じで」と、なんともゆる～い理由を説明しつつ、早速、3人の出演シーンが公開されることに。しかし、それぞれ1フレーズのみで、うっかりすると聞き逃してしまいそうなセリフであることが判明。しかも、尾形に関しては、「声小さいでしょ！声ちっさくしてんな！向井は聞こえるけど！腹立つなぁ！」と、べんぴねこ監督に詰め寄る一幕も。
向井によると、アフレコは「クランクインからクランクアップまで3人で3分でした。芸能界史上最速でした」と、記録的だったそうで、司会から声の演技が下手なのかと問われると、向井はワンフレーズだけに「ヘタも何もないでしょう」と、苦笑い。
そこで救済策？として、もう1キャラクターのオーディションが急きょ開かれることとなり、お笑いコンビ『ハンプティダンプティ』、『D-ハツラツ』、『TEAMBANANA』の藤本、『わきまえる』のべに子、相原慎吾も乱入してのアピール合戦へ突入。声と体力審査のもとに行われ、なぜか体力審査では巨漢の7人、尾形とでピラミッドを作るという、圧巻の絵面が出来上がり、その頑張りからなんとか全員ガヤの声をもらうことに成功していた。
囲み会見では、自分のシーンを観た感想について、尾形は「むかつきましたね。自分が声優として100点ですけど、使われ方は2点です。これはマジです」と、感情むき出しにする一幕も。
尾形へは役にちなんで、勝負パンツは履いているのかと問われると、「いつも履いてます。きょうも履いてますよ」と返答し、「最近、1週間前くらいに勝負しました。新宿のホテルで。勝ちました」と、開けっぴろげに話し報道陣を爆笑させることに。
さらに、タレント・LiLiCo（43）から勝負パンツはもらったのかとの質問まで飛ぶと、「LiLiCoさんからもらったやつは素材がツルツルしていた。新宿の勝負をしたときに履いてました」という尾形。一方の菅は、「魔除けのパワーストーン買ってたんですけど、LiLiCoさんからもらったパンツをはいたときに、割れるということがありました」と、エピソードを披露することも。
続けて、「ぜひLiLiCoさんにも観ていただきたい」とアピールする菅に、2人から誘ったらと声がかかると、「一番こういうのは、あおっちゃいけなんだから」と、そこは真顔で対応で対応していた。
映画『えいがパンパカパンツ バナナン王国の秘宝』は5月10日(土)より、全国TOHOシネマズ系+静岡超拡大ロードショー！
