元『AKB48』のメンバーでモデルの光宗薫(20)が2日、兵庫県・神戸市「ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)」で行われた「KOBE COLLECTION 2014 SPRING / SUMMER」の「ワンライフ モデルオーディション 2014」のコーナーにゲストとして登場した。
光宗がグランプリを獲得した2011年は、東日本大震災があった年。その影響でスタジオでの授賞式だった。
「震災のあった当日に東京に行っていて、東京もけっこう揺れました。そういう時に賞を頂いて喜んでいいのかと思いました。でも、オーディション頑張ってきたので、嬉しかったです」と、未曾有の災害に揺れた当時の心情を吐露した。
この日も20名のオーディション参加者が登場したが光宗は、「緊張しましたね。ここまでというラインが引いてあるんですけど、緊張してラインが見えなくなってけっこう手前で止まってしまいました」と、参加者の心情を代弁。
続いて、「私の時代は水着審査がなくて、皆さんスタイルがものすげぇ」と、思わず口調も乱れるほど、驚いた。
グランプリの人には、豪華賞金とさまざまな特典が用意されているが、「私の時代、(賞金の)100万円がなかったんです。私の時代までは」と、強調して恨み節。
最後に、応募者たちへ、「モデルオーディションからモデルや芸能界で活動をさせていただいているんですけど、自分のことをあらためて考えてしまう。自分にはどういう個性があって、人よりどこが優れているんだろうと。踊っていても、自分のいいところでカバーしていったらいいんだろうとすごく考えさせられたので、人として成長する機会があった。私もですけど、これからモデルやっていても芸能界にいても自分の個性を大事にしていきたいなと思います」と、自分にも言い聞かせていた。
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