永井豪原作の『マジンガー』シリーズのロボットを、美少女化したアニメ『ロボットガールズZ』完成披露イベントが23日都内で行われた。声優を務める本多真梨子、水瀬いのり、荒浪和沙、久川綾、森下由樹子、東山奈央が登場。歌あり声ありのトークイベントを行った。
同作は往年の名作に登場するスーパーロボットたちが擬人化され、美少女キャラクターとなり群馬あたりある地下帝国から人類征服をたくらむ機械獣少女たちと戦う日常をゆるく描いた作品。2014年1月4日より東映チャンネルにて放送される。キャッチフレーズは「無敵の力はアタシのために 正義の心は二の次、三の次！」公式サイトで（http://www.robot-girlsz.com）0話PV配信中。
この日は1話から3話までが先行上映され、さまざまな機械獣少女が登場し、Zちゃんたちが攻撃を受け中破絵を あられもない姿をさらす場面も。上映が終わると作中のキャラクターをイメージしたコスチュームで本多、水瀬、荒浪が登場した。
Zちゃん（マジンガーZ）を演じる本多は「まさかの羞恥プレイから始まりましたけど」とコスチューム姿に大テレ。アイドルユニット・ベイビーレイズとしても活動し、今年NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』にも出演した水瀬はグレちゃん（グレートマジンガー）のコスチュームで「楽しい時間をお届けできるようにがんばります」と意気込んだ。グレンダさん（グレンダイザー）を演じる荒浪は報道陣による写真撮影に「ぬるっと始まってしまい、笑顔が作れませんでした」と苦笑した。
さらにステージにはあしゅら男爵演じる久川、機械獣少女・ガラダちゃん演じる森下、ダブラスちゃん演じる東山が登場。東山は「奈央ちゃーん！」という声援に迎えられ「ダブラスに合わせて帽子と手袋をしてきました」と会場を盛り上げた。
本多は「Zちゃんはとにかく自分に自信があるキャラクター。本人にとってはとにかく自分が正義。自分の信じていることがマックス正解。私と正反対で、カッコイイ。演じていると気持ちいいですね」とニッコリ。水瀬は「グレちゃんはクールな子で口数も少ないんですけど、やっていて難しいな。どこまで熱をいれすぎないでいるかとか。戦いの時は意外とカッコイイんだよっていうところがあって、初代（Zちゃん）にはないものをもってる。サンダー・ブレイクとかカッコイイですよね」と語り、本多は隣りで「うらやましい！」と悔しがった。
長女的なキャラクターの荒浪は「グレンダちゃんは“我関せず”というところがあったり、おっとりしていて腹黒い。お色気担当です！ すごい胸が大きい！」と猛アピール。「声も“我関せず”な部分をどうしていくか、試行錯誤をしつつ取り組みました。ピンチになっても緊迫感がない子なので、そこを出せていけたらいいなと思ってます」と語った。
アフレコもキャスト同士が仲良く和気あいあいとした雰囲気で進んだといい、東山は「私はグレンダさん役で（オーディションを）受けて、結果的にダブラスに」と舞台裏を告白。両手にパペットを持ち腹話術的に喋るダブラスに「ひとり3役になるとは思っていなくて、現場に言ってから3つ分声を作ってくださいと言われたんです。実はもう一役やらせていただいてまして、すごく気合を入れてやっているんです。分かった人います？」と呼びかけた。
イベントは約1時間にわたりアットホームな空気で進行。会場のファンから「Sですか、Mですか？」と質問されると「M」（本多）「S」（水瀬）「M」（荒浪）「M」（久川）「S」（森下）「M」（東山）とそれぞれコメント。同じく「必殺技は？」と問われると「高速まばたき行きます（高速でまばたきしながら）」と本多。久川は「昔だったらシャボン・スプレーとか…」と語り、盛り上がる会場に「水でもかぶって反省しなさい! シャボーーーン・スプレーーーー！」とセーラーマーキュリーの必殺技をまさかの生実演。これに会場は「Fuuuuu!!」と大きな歓声で沸いた。
そしてチームZとして本多、水瀬、荒浪の3人が主題歌『ロボットガールズZ』を披露。さらに12月8日が誕生日だった水瀬にはバースデーケーキのサプライズが行われ、水瀬は「ありがとー！ 18歳になりました！ ビックリ！」と喜んだ。
