モデル・中村アン(26)が1日、東京・表参道ヒルズのエントランスで行われた「ピンクリボン・ネイルアートコレクション2013」(主催:NPO法人日本ネイリスト教会)オープニングセレモニーに登場した。
乳がんの早期発見と早期治療を推進する「ピンクリボン運動」の趣旨に賛同した歴代のネイルクイーンをはじめとする著名人の方々とトップネイリストが共同で制作したネイルチップを各地で展示。展示作品は、「ヤフオク!」のチャリティーオークションに出品される予定で、収益金は、公共財団法人日本対がん協会「乳がんをなくす ほほえみ基金」に寄付される。
光沢のあるベージュのワンピースドレスにピンクのサンダルに合わせたように、手の指には、鮮やかなピンクをベースにラインストーンとリボンをあしらったネイルを施した中村は、「ネイルは毎日、目にするものなので、キレイな指先を見ると、元気になれるしパワーがもらえます」と、指さしながらニッコリ。続けて、「普段からビビッドなカラーが好きですが、ゴテゴテではなく、ワンポイントで楽しんでいます」と、ポイントを。
中村は展示された「ピンクリボン・ネイルアート」では、エスニック柄にリボンを取り入れたネイルをデザインしたが、「エスニック柄でたくさんの色を使い、ポップな感じに仕上げました」と、説明した。
今年で5年目を迎えた「ピンクリボン運動」だが、まだ15人に1人が乳がんに罹り、毎年5万人が大切な命を失っているそうで、早期発見できれば治癒率は高く、意識が高まってきたとはいえ、まだまだ検診率を上げて行かないととの説明を受けた中村は、「乳がんの早期発見は大切なことです。私も、他人事とは思わずに、検診を受けてみたいです」と注意喚起し、訴えかけた。
同所では、中村のほか、モデルの菜々緒、道端カレン、タレントの神田うの、フィギュアスケートの安藤美姫選手など計16人の著名人がデザインしたネイルチップを展示。6日まで午前11時~午後9時。6日は午後8時まで。入場無料。その後、名古屋、神戸、仙台を巡回予定。