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大平サブロー、シローさんからコンビ再結成打診…それが最後のやり取りに

 お笑いタレント・大平シローさん(享年55)の死去に、『太平サブロー・シロー』で漫才コンビを組んだ大平サブロー(55)が10日、大阪市内で会見を開き、故人を悼んだ。

 4年前にシローさんからコンビ再結成を打診されながら、断ったことを告白したサブロー。心斎橋から道頓堀まで歩いた後の別れ際に、シローさんから、「もいっぺんサブロー・シローはどう?」と誘われ、「それはないねん」と返し、これが2人の最後のやり取りとなったという。

 11日付のスポーツ報知、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン各紙が報じており、サブローは、断った時の胸中を、「再び若い時のようにネタを作り続け、さらに若い時以上のものをやらなければ“さび付いた”と言われる。そう考えると、再結成は厳しい」と振り返り、この返答にシローさんは、「彼は『そっか』と言って寂しそうな顔をした。そこが一番引っかかっていた」と続けた。

 「あと何年かたったら僕もそっちに行くので、天国でサブロー・シローをやっても面白いかな。『待っとってや』という感じです」とシローさんへメッセージを寄せていた。

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