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中村勘三郎“後輩”を紹介!いい芝居をしたい

 歌舞伎俳優・中村勘三郎(56)が率いる『平成中村座』の11月大歌舞伎公演が1日、東京・浅草の隅田公園内仮設劇場で初日を迎えた。

 2000年に同所で旗揚げされた『平成中村座』。公演前には開幕を告げる一番太鼓の儀式が行われ、囃子方、田中傳次郎(34)の太鼓が響き渡った。

 2日付の東京中日スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、日刊スポーツ各紙が報じており、勘三郎は、「隅田公園にまた中村座が帰って来ることができました。幕の後ろを開けると、スカイツリーが見えます。これは中村座が先にあり、スカイツリーが後から建って」と、“後輩”を紹介すると、「いい芝居をしたい」と、凱旋公演に気合を見せていた。

 昼の部「お祭り」で鳶頭(とびがしら)役の勘三郎が登場すると「待ってました!」の掛け声が飛び、「待っていたとはうれしいね」と応じると、満員の観客は復帰を大きな拍手で祝った。

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