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紅白10年連続出場芦野宏さん死去 加藤登紀子「とてもショック」

 シャンソン歌手で、日本シャンソン協会会長の芦野宏さん(本名・羽鳥広)が4日午前8時57分、間質性肺炎のため東京都中央区の聖路加国際病院で亡くなっていたことが7日、わかった。87歳だった。

 芦野さんは東京芸大声楽科を卒業後の1953年、NHKラジオ『虹のしらべ』に出演し、シャンソン歌手としてデビュー。NHK紅白歌合戦に55年から10年連続で出場し、ドラマ『コメットさん』にも出演するなど、幅広く活躍した。

 8日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙で報じられており、デビュー当時、芦野さんにかわいがってもらったという歌手・加藤登紀子(68)は、「とてもショックです。去年の夏にパリ祭で元気に歌っていらして、声につやがあり、力強い歌だったことが心に残っています。最後の最後まで舞台に立たれていたこと、素晴らしい人生だったと思います」と偲んだ。

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