女優・杏（25）が9日、都内で行われた『WHISKY LOVERS AWARD 2011』に、俳優・松本幸四郎（69）、桐谷健太（31）、歌手・JUJU（35）、野球解説者・桑田真澄（43）とともに登場した。
ウイスキーの楽しみ方とさらなる発展を目指し、設立された「WHISKY LOVERS AWARD」も今回で3回目。未来への成長が期待される『New Whisky Lover』には、杏と桐谷が選ばれ、杏は「これでやっと大人の仲間入りができた。ウイスキーが大好きで、20歳から5年ぐらい飲ませていただいてます」と初々しく。
そして、「数年前、東北の有名なジャズバーまで、ウイスキーを飲みに行きました。ウイスキーは年代を重ねるイメージがあるので、飲むときは、古い音楽をレコードで聴いたりしますね。おつまみはケーキや燻製、果物が合います」と、こだわりを見せる。
桐谷は、「『俺、やっと大人になったな』という感じ。20代前半の頃、お金がなくて、バーでウイスキーのストレートで2時間粘った自分に、『この賞を獲ったで！』と言いたい」と報道陣を笑わせ、「浜辺で、満月の月明かりを浴びて、ウイスキーを飲みたい。隣にステキな人がいたら最高」と、理想のシチュエーションを語った。
自分の世界観を持つ著名人に贈られる『Best Whisky Lover』は、桑田とJUJU（35）が受賞。昔からワイン好きで、まだウイスキーを飲み始めて1?2ヵ月という桑田だが、「（現役時代）背番号が18番だったから、『山崎18年』が好き」とのこと。新球団の監督候補の一人として噂されているが、「自分の部屋で飲んでいると、すっと気が楽になるけど、『いろんなことに挑戦しなきゃいけない』という気持ちになる」という意味深発言も。
ある特定のジャンルで、長く第一線で活躍した著名人に贈られる『Whisky master』は、松本が堂々受賞。5人が『山崎50年』をテイスティングしながらのトークセッションでは、「40年前、三船敏郎さんにウイスキーを飲まされて、二日酔いになってしまった。黒のロールスロイスで送っていただいて、『かっこいい車ですね』と言うと、『そうか? 霊柩車みたいだろ』と言われた」と、笑わせた。
