3月30日に千葉・幕張メッセで開催された『アニメコンテンツエキスポ 2013』内ステージで4月7日より放送されるアニメ『翠星のガルガンティア』トークショーが開かれレド役・石川界人、エイミー役・金元寿子、サーヤ役・茅野愛衣、メルティ役・阿澄佳奈、ピニオン役・小西克幸、OP曲『この世界は僕らを待っていた』を担当した歌手・茅原実里が登場した。
遠い未来。遙か銀河の果てで人類は異形の怪生命体ヒディアーズと存亡をかけた戦いを繰り広げていた。激しい戦闘の最中、戦うということにしか生きる意義を持たなかった少年兵・レドは、人型機動兵器チェインバーとともに時空のひずみにのまれる。コールドスリープから目覚めたレドは表面がほぼすべて海に覆われた辺境の星、地球に漂着したことを知り、巨大船団ガルガンティアで過ごすことになる。言葉も文化も違う環境のなか、好奇心旺盛な少女・エイミーらとともに共生をしていくのだが、その先にあるのは…。村田和也監督が温めていたアイデアと人気脚本家・虚淵玄によるボーイミーツガールのSF冒険活劇が描かれる。
主人公を演じる石川は「ACE初参加ということで若干緊張しています。(放送開始は)結構前からアフレコをやってきて、ついにという感じで、いまだに実感沸きませんが楽しみです」と、あいさつ。
すでにアフレコは、最終話の収録が終わったそうで、金元は、「最終回のインパクトが強すぎて、途中何を録ったのか思い出せなかったりするんです。早く観ていただきたい」と、興奮するほどの仕上がりなのだとか。
本作のPRとして今年2月9日の1、2話の上映会イベントを手始めに、全国を回ることとなったが、阿澄は、「数々の上映会を経て界人くんがマイクを通して発言するようになった」と、成長をしみじみ語ると、当の石川は「そのときが初めてのイベント出演だったので…」とはにかみ、これに場内から温かい拍手が。小西もその雰囲気に乗っかり「いまマイクを口に近づけたら拍手をもらえる」と言い出すと、出演者5人でマイクをあごにつけ沸かせるというお茶目な一面を見せていた。
トークは、作品のキーワードを出題された単語で魅力を説明するというコーナーに。小西が『ガルガンティア船団』をキーワードに『イケメン』という単語を使って説明することとなり、「われわれが住んでいるところがガルガンティア船団。どういうところなのかというと、大半が水なんです。水の上でどう生活するかという船で生活している。1つの街の中が、ガルガンティア船団なんです。イケメンの石川界人くんがやっているレドというキャラクターがいます。コミュニティとか街みたいなものです」と、見事な説明。それでも、石川は「僕がやってるイケメンのレドです!」と、そこは譲らなかった。
ほかにも、阿澄が『チェインバー』をキーワードにキャラクターボイスの『杉田智和』という単語を入れた説明だったり、石川が『レド&エイミー』というキーワードで『婚活』という単語を入れるムチャ振りのものなどを必死に説明するなどして盛り上がった。
その後、茅原が登場し、楽曲『この世界は僕らを待っていた』について、「作曲者が、ガルガンティアの脚本をすべて読んでから作ってくれました。希望に満ちあふれた曲です」と、思いを語り、ミニライブでは同曲をフルバージョンで披露すると「歌っていて気持ちのいい曲です」と、笑みを見せた。
最後に、金元から「世界観に引き込まれてほしいと思います」と語り、石川は「一度演じ終わった僕らでも、改めて楽しめる作品です。何度でも観て楽しんで頂ければ」とアピールし、その場を後にした。
アニメ『翠星のガルガンティア』はTOKYO MXにて4月7日より毎週日曜午後10時~、読売テレビは4月8日より毎週月曜深夜1時58分~、中京テレビは4月9日より毎週火曜深夜2時37分~、BS11は4月9日より毎週火曜深夜0時~より放送開始!さらにBlu-rayBOX1は7月26日より発売される。