SPEEDのメンバーで、女優の上原多香子(28)が12日、都内で行われた初主演映画『恋谷橋』(監督:後藤幸一/配給:パル企画)初日舞台挨拶に俳優・水上剣星(27)、後藤監督とともに出席した。
『スーパーシナリオグランプリ』で大賞となった『雨の中の初恋 First Love in the Rain』を原作とした同作品。舞台は鳥取県の温泉街・三朝町。島田朋子(上原)は、東京のデザイン事務所で働いていたが、リストラされてしまい、故郷の三朝町へ戻る。だが、そこにはかつての温泉街の活気はなく、実家の大橋旅館も例外ではなかった…。
着物『小絞』で鮮やかに登場した上原。クライマックスのシーンでも着物姿を披露しており、「朋子が意を決して着るシーンですが、背筋がピンとしますね。日本人だな、着物っていいなと改めて思いました」と語る。
実際に旅館に泊まり、ハードスケジュールの撮影に臨んだが、「三朝の温泉が素晴らしくて、どんどん健康になっていきました。沖縄から母を呼び、東京から姉を呼び、プライベートで3日?4日いましたね。ハマっちゃいました」と、いたく三朝温泉が気に入ったよう。
同作品は故郷、絆がテーマだが、「10代で東京に出てきて、当時は夢に向かってたので、沖縄に帰りたいと思わなかったけど、生まれたところの空気を吸うと、『次に向かって頑張ろう』という気になる。今は元気がなかったり、モヤモヤしたら、沖縄に帰るようにしています」と故郷に思いを馳せる。
「SPEEDのメンバーと行きたい?」という質問には、「みんなも鳥取は行ったことないと思うので、4人で三朝温泉に行って、案内したいですね」と、ナビゲーション役を買って出た。
12日よりシネマート六本木で公開!
