
ラジオパーソナリティーでタレントの小島慶子(40)が12日、都内・有楽町のニッポン放送イマジンスタジオで、『小島慶子のオールナイトニッポンGOLD』パーソナリティー発表会見を行った。
昨年3月までTBSラジオの『小島慶子 キラ☆キラ』でパーソナリティーを務めていた小島が、1年ぶりにレギュラー番組に復活。担当するのは自身のラジオパーソナリティーの原点という『オールナイトニッポン』で、4月より毎週水曜日午後10時からニッポン放送をキーステーションに全国18局ネットでオンエアされる。
会見に先立ち、同局の檜原麻希編成局長が「小さい頃からラジオを友達に育ってきて、TBSの局アナになられてもずっとラジオと向き合ってきたけど、一人しゃべりをするのは初めて。お互いのラブコールが実って、4月から一人の生放送をやっていただけるということで期待しています。ラジオモンスターぶりを発揮してほしい」と、今回の起用を説明。
カラフルなワンピース姿で登場した小島は、「中学・高校とずっと夜10時から明け方までニッポン放送を聴いていて、電車でも録音したものを聴いていた」と、ヘビーリスナーだったことを明かし、「それで知識を得たとかなかったかもしれないけど、学校や家庭でモヤモヤと行き場のなかったものが、毎晩私を笑わせてくれたり、好きな曲をかけてくれる人がいるだけで、世界っていいところだなと思った。ラジオってそういうものじゃないかなという気持ちはいまも変わっていません」と、ラジオによって自身が救われたことを語った。
また、夜の番組を担当するのは11年ぶりとのことで、“11年ぶりの夜&初の一人しゃべり”というサブタイトルが。昨年4月20日、一夜限りで『オールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティーを務めた際には、テーマソングの「ビタースウィート・サンバ」が流れた途端涙してしまい、「自分でも驚いたんですけど、そのぐらいラジオにすがっていたというか、とてもラジオに助けられたんだなと思った。自分がよく聴いていた時間帯でやれることはとても感慨深いし、嬉しい。光栄なことだと思っています」と、今回の起用に感無量だ。
昨年10月20日、小島は同局の『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”』にゲストとして生出演した後、女学生から「ラジオ聴きました」と言われたエピソードを披露。小島が「私が『ずいぶんエッチな話が多かったけど、あなた大丈夫だった?』って言ったら、『大丈夫です。今週は童貞の人に何か言う特集らしいですね』と教えてくれました(笑)」と、女学生とのやりとりを明かすと、報道陣も爆笑!
さらに小島は「私の番組を通じて、リスナー同士、あるいは私とリスナーの方が10年経っても『あったね、ああいう番組』と言ってくれたり、そんな関係が成立したら嬉しい」と、リスナーにメッセージを送った。
報道陣から「好きだったパーソナリティーは?」と聞かれた小島は、『ヤングパラダイス』を担当していた三宅裕司(61)を挙げ、「10時になったらヤンパラを聴いていたので、三宅さんは私がラジオをつけて一番最初に聴いた人なんです。三宅さんにお目にかかったとき、『ずっと聴いていました!』って泣いたら、引かれました」と、“ラジオモンスター”の片鱗をうかがわせる出来事があったよう。
さらに報道陣から「ニッポン放送を就職先として検討しなかった?」と突っ込まれ、「私はラジオを聴いていたけど、出ようと思ったことはなかった。テレビに出たかったので、たまたま入ったテレビ局にラジオ局がついていただけ」と、TBSに入社した経緯を説明した。
フォトセッション時、カメラマンにガッツポーズを要求された小島は、「私、40歳なのに大丈夫ですか?」と苦笑いしていた。



