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森田芳光監督通夜に出演者ら700人参列…役所広司日本映画に影響を与えた

 20日に急性肝不全のため亡くなった映画監督・森田芳光さん(享年61)の通夜が23日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれたと、24日付の東京中日スポーツ、日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、デイリースポーツ各紙が報じている。

 通夜には俳優・役所広司(55)、松山ケンイチ(26)、堺雅人(38)ら森田作品の出演者ら700人が参列。祭壇には1万2000本の白い花束が飾られ、6年前に事務所スタッフが撮影したという森田さんお気に入りの1枚が遺影となった。『メイン・テーマ』などを手掛けた映画のテーマ曲が流れる中の葬儀となった。

 1997年の映画『失楽園』を主演した役所は、「森田監督の映画は独創的で、誰のマネもしてなくて、常に新しいことを考えて、日本映画に影響を与えた」と、うつむき気味に語る。昨年、京都のスタジオで会ったのが最後といい、「監督はお酒を飲めませんでしたが、一緒に夜遊びしました。『ウーロン茶をストレートで』と冗談を言って」と、振り返った。

 役所の息子で俳優・橋本一郎(26)も、来年公開の遺作『僕達急行 A列車で行こう』に1シーンのみ出演しており、「うちの息子も監督に使ってもらって、お礼を言いたかったんですけど…息子も残念がってました」と、お悔やみを述べた。

 【主な参列者】
 佐藤浩市、佐々木蔵之介、塚地武雅(ドランクドラゴン)、八千草薫、秋吉久美子、鈴木京香、川原亜矢子、木村佳乃、深津絵里、伊東美咲、小池栄子、貫地谷しほり、角川歴彦、太田光代

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