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モナ自叙伝!不倫デートで謹慎中には自殺も考え、不妊治療中に離婚危機もあったと…

モナ自叙伝!不倫デートで謹慎中には自殺も考え、不妊治療中に離婚危機もあったと…
お腹を押さえてニッコリ!

 結婚を機に芸能界を引退し、本名でブログなどを発表する元キャスターの中(旧姓・山本)モナ(35)が19日、都内で自著『モナ 本当の私』(日経BP)の発表記念サイン会を行った。

 モナは、妊娠3ヶ月ながら10cm程のヒールのあるロングブーツに、清潔感の際立つ白のワンピースという、元キャスターで“インテリ芸能人”と呼ばれていた硬派なイメージを崩さない姿で登場。

 本書を手にしながら、少し思いつめた表情で、「ただの、暴露本だって言われるとは思うのですけど…キャスターとして降板したことも結果として、ターニングポイントになったので、そういったことがあったのは無視できないし、それがあってこその今の自分だと思うので、35年の経験や出来事を整理して振り返った1冊です」と、サインを求めて来場したファンたちの目をしっかりと見据えてコメント。

 同著は、モナがハーフとして孤独を抱えていた子供時代から、朝日放送の局アナ時代。そして、フリーキャスター時代、結婚引退後には、不妊治療に取り組んだことなどが赤裸々に綴られている。

モナ自叙伝!不倫デートで謹慎中には自殺も考え、不妊治療中に離婚危機もあったと…
自叙伝『モナ 本当の私』

 特に、週刊誌に不倫デート写真が掲載された2度のスキャンダルで苦悩した時期の心境を、「最初は周りを許せないと思いましたし、まったく動けなくなってしまったんです。私が死んだら、みんな叩いたことを後悔するんじゃないか」と思い、窓から頭を出して、自殺も考えた告白した。

 中西は、自叙伝出版の依頼を当初は、「私のことなんか誰も知りたくない」と、断ったそうだが、ピンチを乗り越えた強い女性像としても、“中西の軌跡”を出版したいという『日経ウーマン』の編集長の熱意に心を動かされた。

 しかし、「もちろん、過去のことは自分が悪いんですけど、自分の過去を文章に起こすのってとても心はイタイし、いろんなことを思い出しました。はじめは、どこまで書いたらいいかわかりませんでした。たぶん、読む人はどうも思わないだろうし・・・」と、自分と向き合う辛さを正直に語った。

 6月に芸能界を引退し、8月に一般男性との結婚を発表。その後、多嚢胞性卵巣症候群で不妊治療中であることをブログで公表し、11月に妊娠を発表したが、「不妊治療に一番煮詰まっていたとき、夫婦の仲も煮詰まって、離婚の話も出ていました。でも、実家に帰って一人になって、どうしてベビーが欲しのか気持ちの整理をお互いにして、前向きになったんです」と、中西流の発想の転換で女性のメンタルな部分にも問いかけている。

 久しぶりにメディアの前に登場したとあって、「緊張しています」と、大きなため息をついたモナ。「今後、バラエティーなどの芸能活動は復活しますか?」と、いう記者からの問いかけには、「ベビーを欲しがっている人たちにベビーが授かるようにと、思って情報発信していきたいです。そういった面で、メディアの力をお願いすることもあると思いますが、何卒よろしくお願いいたします」と、頭を下げた。

 また、記者から粉ミルクから放射能が検出された報道に関して質問されると、山陽新聞社尾道支局長であった祖父が、原爆の取材で被爆し亡くなっていることもあり、「考え始めたらきりがないですよね。だから、私は必要以上に考えないようにしています。心配ですけどね…」と、真剣にコメントした。

モナ自叙伝!不倫デートで謹慎中には自殺も考え、不妊治療中に離婚危機もあったと…
サイン会

 来場客はすべて女性で、「ブログ見てます」と、いう一人のファンの目から涙がこぼれる落ちる場面も。不妊などで悩み、中西のブログで勇気づけられたというファンに、モナは両手で握手を求め、「大丈夫ですよ。頑張ってくださいね」と勇気づけていた。

 なお、出産予定日は来年7月11日で、今後は文化人として執筆、講演活動を行うという。

 同著は、1,365円(税込)で絶賛発売中。

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