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森田芳光監督へ瑛太、松ケン、中居、織田裕二、深津絵里らお悔やみ

 20日に急性肝不全で亡くなった映画監督・森田芳光さん(享年61)へ、作品に出演した俳優・女優らから、お悔やみのコメントが寄せられている。22日付のスポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、スポーツ報知、東京中日スポーツ、デイリースポーツが報じている。

 ●来年公開の映画『僕達急行 A列車で行こう』に出演の瑛太(29)
 突然の知らせにびっくりしています。『僕達急行 A列車で行こう』の公開時には、松山(ケンイチ)君を交えていろいろとお話をしたいと思っていました。初めてお会いしたときから、映画を愛し人間を楽しむという森田監督独自の世界観に心を強く揺さぶられていました。監督の作品に携われたことを自分の胸に深く刻んで、これからも俳優として歩んでいきます。心よりご冥福をお祈りいたします。

 ●映画『僕達急行 A列車で行こう』出演の松山ケンイチ(26)
 もう森田監督の新作を見ることができないこと、一緒に仕事ができなくなること、世の中を独特な視点から見てお話ししている森田監督の言葉が聞けなくなること、今、そんなことが頭にいっぱい広がってきて、悲しくなります。

 ●映画『武士の家計簿』主演の堺雅人(38)
 大きな巨人のような存在でした。時には駄々っ子のように、撮りたい映画を撮っているなと感じました。

●映画『模倣犯』出演の『SMAP』中居正広(39)
2002年にお世話になり、それ以来なかなかお会いする機会もありませんでしたが、突然の訃報に驚いております。

 ●『椿三十郎』主演の織田裕二(44)
 突然の訃報に、ただただ驚いております。お世話になった撮影の日々を思い出すばかりで、今はまだ何とも言う言葉がありません。ご冥福をお祈り申し上げます。

 ●『失楽園』出演の役所広司(55)
 当時、年齢が自分よりも高い役だったので“無理です”と言ったけれど、説得されて10歳位上の役をやった。(病気を)全く知らなかったので、情けない。これからは、本当に大切な人とは連絡を取らなければいけないと思いました。

 ●『の・ようなもの』に出演した秋吉久美子(57)
 いきなりのことで戸惑っております。私の知っている森田さんは少年の心のままの青年です。映画に対するキラキラした思いが、そのまま体中から発しているような方でした。

 ●『阿修羅のごとく』に出演した深津絵里(38)
 とてもさみしいです。監督にはもう会えないけれど、多くの素晴らしい作品が残っています。そこには、監督の魂がたくさん詰まっている。そう思うと、ほんの少し力が出ます。あの、少年のような笑顔をもう一度見たかったです。ご冥福をお祈りします。

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