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三木稔さん告別式最中に空き巣

 8日に死去した作曲家・三木稔さん(享年81)の告別式の最中に、東京・狛江市の三木さん宅に空き巣が入り、現金など130万円相当が被害にあっていたことが15日、分かったと、16日付の東京中日スポーツ、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ各紙が報じている。

 家族は12日正午からの川崎市内での告別式の準備で、同日午前中から外出。葬儀を終えて夕方に帰宅すると、部屋が荒らされており、110番通報したという。

 被害は、ネックレスなど貴金属数点(約40万円相当)で妻で喪主を務めた那名子(ななこ)さんは、「貴金属の中には夫からプレゼントされた物もありました」と話した。

 三木さんは東京芸大卒。1975年に、谷崎潤一郎の小説を題材にしたオペラ『春琴抄』を作曲。瀬戸内寂聴さんが遣唐使を描いた『愛怨』などの映画音楽も手掛けた。

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