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ミス日本はオリックス2軍監督三女・新井貴子さん!天国の母に…

 『第44回2012年度ミス日本グランプリ決定コンテスト』(スポーツニッポン新聞社後援)が23日、都内で行われ、大阪体育大3年の新井貴子(あらいきこ)さん(21)が、グランプリに選ばれた。

 新井さんは、プロ野球・オリックスバファローズ2軍監督の新井宏昌氏(59)の三女で、昨年度『ミス着物』の寿枝さん(25)の妹。24日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙で報じられており、新井さんはグランプリとして名前を呼ばれると、涙が溢れた。

 だが、新井さんは顔から両手を外すと、笑顔になり、「天国から応援している母に伝えたいです。姉の後を追い続けて、やっと追い越すことができて嬉しい」と、2010年11月に乳がんで他界した母・裕紀さんに報告。ステージ脇にいた姉の寿枝さんは号泣し、見ていられないほどだったという。

 父親は現役時代、南海ホークス、近鉄バファローズで活躍し、87年には首位打者を獲得した宏昌氏。2000本安打を記録し、名球会入りも果たしているが、「シーズン前でこれから野球を頑張らなきゃいけないのに、ちゃんと務められるか心配のタネが一つ増えた」と、朗報にも困った表情を見せた。

 新井さんは、3姉妹の末っ子で、「20歳までは好きなことをやりなさい」という母親の教えを守り、大好きなスポーツに打ち込んだバリバリの体育会系。高校までバレーボール、大学では、バスケットボールとアメフトの要素を融合した『アルティメット』で日本一を目指した。174センチの長身はステージ映えし、グランプリの称号に相応しかった。

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