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近藤真彦 森光子さんへ弔辞…「ジャニーズの、僕たちのお母さんにもなってくれました」

 女優・森光子さん(享年92)の本葬が7日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれ、生前親交のあった近藤真彦(48)が弔辞を読み上げた。

 ■以下、全文
 「森さん、本当にありがとうございました。あなたは、日本のお母さんでした。いえ、今でもそうです」

 「そんなあなたは、ジャニーズの、僕たちのお母さんにもなってくれました。東山(紀之)をはじめ、1人1人に森さんとの楽しい思い出があります。あるときには、誕生日やクリスマスプレゼントをいただき、そこには、お手紙や、FAXでの、優しいメッセージを添えられていました。森さん、僕の机の引き出しには、森さんからいただいた、お手紙とFAXでいっぱいです。僕たちは、そのメッセージに何度も励まされていました。また、これからも、仕事で苦しく、つらい時にはそのメッセージを読み直し、乗り越えていきます」

 「個人的なことですが、先日、森さんのご自宅にお邪魔しました。お線香を上げさせていただいた時に、ずうずうしくも、お骨入れの、角と角を優しく、肩を抱くように、触れさせていただきました。何度か、節目の『放浪記』にお邪魔させていただき、お芝居が終わったときに、花束を持って、上がらせていただいたとき、優しく肩を抱くように、触れさせていただいたときと、同じ優しさと、温かさを感じました。そのとき僕は、本当に逝ってしまったんだなと、僕なりに、気持ちの整理がつきました」

 「最後に、森さん、ごめんなさい。僕の親父は今年の5月に先にそっちに逝ってしまいました。親父は、森さんのことが大好きです。会ったらサインでもしてやってください」

 「森さん、でも、そっちには森さんのことを待ってる人が、たくさんいますよ。また当分、忙しくなりそうですね。でも、寂しくなくて良かった。森さん、一段落したら今度は、本当にゆっくりお休み下さい。ありがとうございました」

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