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高田文夫 中村勘三郎さんの粋なエピソードを語る…「あの人に会っちゃったら虜になるよ」

 5日未明、都内の病院で急性呼吸窮迫症候群のため亡くなった歌舞伎俳優・中村勘三郎さん(享年57)へ、タレント・高田文夫(64)が7日放送のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送、月~金曜・午前11時30分~)で勘三郎さんとの思い出などを語った。

 高田は今年2月20日の故・立川談志さんの追悼公演『落語立川流 in 平成中村座』で勘三郎さんとともに発起人を務め、トークショーを行った仲。先日、談志さんの納骨が済んだことや、また自身が元気になって番組に復帰したことなどを勘三郎さんへ手紙を書こうと勘三郎さんの住所を調べている朝に訃報を聞いたという。

 一昨年には、銀座で食事をしていた勘三郎さんから連絡が高田に入り、合流して明け方まで大いに盛り上がった話を披露。その夜、勘三郎さんは、翌日も歌舞伎座の舞台があるにもかかわらず午前4時ごろまで高田の帰りのタクシーを自ら拾って見送ってくれた上、その後も残ったメンバーを引き連れ午前7時ごろまで過ごし、全員分の飲食代を支払ったという、勘三郎さんの人となりを感じさせる粋なエピソードを明かしていた。

 そして、勘三郎さんへ、高田は、「みんな勘三郎さんのことが大好きだよね。あの人に会っちゃったら虜になるよ。素敵な人だね、夢中になっちゃうよ、男としていいよね」と、ポツリと漏らしていた。

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