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中村勘三郎さん死去に芸能界、歌舞伎界からも悲しみの声…長嶋茂雄らがお悔やみ

 急性呼吸窮迫症候群のため5日に亡くなった歌舞伎俳優・中村勘三郎さん(享年57)へ、生前親交のあった芸能人や歌舞伎界から悲しみの声が寄せられた。6日付のサンケイスポーツ、デイリースポーツ、東京中日スポーツ、日刊スポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン各紙が伝えている。

 ■和田アキ子(62)
 「『のりちゃん』『アコちゃん』と呼びあっていました。入院されたとお聞きして、何回かお電話したのですが、毎回留守だったので、ただ事じゃないかもと心配していたところでした。日本の財産を1人亡くしてしまいました。本当に寂しいです」

 ■主演舞台『ピアフ』製作発表で最期を看取ったと明かした大竹しのぶ(55)
 「人間的にあんなにチャーミングな人はいない。とてつもなく大きな愛を持った人。すべての人に愛された人でした。思い出は、いっぱいありすぎる…。でも芝居の話をするときが1番楽しそうでした。後にも先にもあんな人はいない。会った人は絶対好きになる。彼の魅力はひと言では言えません。いないと困る」

 ■寺島しのぶ(39)
 「少し前に家族から聞いていた哲明さんの様子。父母弟はお別れをしに行ったようですが私は行けませんでした。元気な元気な哲明さんの姿を最後にしたかったから。哲明さんと共演させていただいたこと、飲みにいったりしてお芝居の話を熱く語っていたこと、皆に愛される人柄。今日は哲明さんとの時間を思い出して過ごします」

 ■宮沢りえ(39)
 「人間として表現者として、本当に、最高にチャーミングな生きざまを見せ続けてくださった勘三郎さんの存在は、いつまでも私たちに光やエネルギーを与え続けてくださると信じています

 ■弔問に訪れた篠山紀信(72)
 「勘三郎さんがいない歌舞伎なんてちょっと考えられない。こんなことがあっていいのかと思って、悔しくて。信じられないです。力が抜けてます」

 ■松本幸四郎(70)
 「余りに突然の事で、驚きのあまり、言葉もありません。何故こんな事になってしまったのか未だに信じられない思いです。本当に残念でもったいないという気持ちでいっぱいです」

 ■30年来の友人である巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(76)
 「歌舞伎のジャンルにとどまらない八面六臂の活躍で、まさに才気煥発という形容がふさわしかったと思います。何事にもパワフルに取り組む方でしたから、病魔にも打ち勝ってくれると信じていましたが。あまりに惜しい、の一言です」

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