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浅田真央の母・匡子さん死去

 フィギュアスケートの浅田真央選手(21)の母・匡子(きょうこ)さんが9日、肝硬変のため名古屋市内の病院で死去した。48歳だった。10日付の東京中日スポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン各紙が報じている。

 匡子さんは今夏から病状が悪化し、入退院を繰り返していたという。

 真央はカナダ・ケベックで行われるグランプリ(GP)ファイナル開幕前日の8日(日本時間9日)、病気悪化の知らせを受け欠場。急ぎ帰国し、病院へと駆けつけたが、最愛の母の最期には間に合わなかった。

 真央と匡子さんは2人3脚で五輪を目指してきた。試合会場や練習でも付きそう姿が見られていたが、今春以降姿が見れなくなっていたという。

 成田空港では、黒のニット帽をかぶり、マスクをつけてうつむき気味だったといい、「日本のみなさんが心配していますが」との問い掛けには、無言で一礼していた。

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