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『戦国自衛隊』の斎藤光正監督 肺炎で死去

 映画『戦国自衛隊』(1979年)、『悪魔が来りて笛を吹く』(同年)などのメガホンをとった映画監督・斎藤光正さんが25日午後9時40分、肺炎のため、東京都豊島区の病院で亡くなった。80歳だった。

 斎藤さんは1932年、山口県出身。58年に日活に入社、吉永小百合(67)主演映画『斜陽のおもかげ』で監督デビューし、71年に日活退社後は、『俺たちの旅』『ゆうひが丘の総理大臣』『太陽にほえろ!』などの演出を手掛けた。

 27日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、『戦国自衛隊』で主演、アクション監督を務めた千葉真一(73)は、「俳優がほかの仕事をすることに抵抗がある当時、初めてアクション監督をやらせてくれて、全部任せてくれた。いい時代の映画監督が逝ってしまって、残念だ」と、斎藤さんを偲んだ。

 通夜は30日午後6時、葬儀・告別式は12月1日午前10時から、新板橋駅前ホールで営まれる。

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