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女優・牧野エミさん肝臓がんで急逝…53歳 家族に見守られる中

 女優でタレントの牧野エミさんが17日午前、肝臓がんのため急逝した。53歳だった。

 牧野さん兵庫県出身。1985年に演劇ユニット『売名行為』を結成したり、『売名行為』が解散した後の91年には『劇団MOTHER』の中心メンバーとして活躍した。01年の『劇団MOTHER』解散後は、ラジオ番組のパーソナリティなどとして活動する一方で、過去に初期の乳がんを患った経験からピンクリボン運動啓発に向けての活動に取り組んでいた。

 17日付の牧野さんのオフィシャルブログを姪の牧野舞が代筆して発表。それによると、以前から公表していた乳癌からの再発が原因だったそうで、今月14日のラジオ番組『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』(ABC)での生放送に出演した翌15日に体調が急変。「母の話によると肝臓にも転移した癌がかなり悪化していたのでそのせいで昨日は幻覚も見えていたようです」と、つづられている。

 さらに、「母がエミちゃんの仕事先の方に連絡しようとした所、いきなりエミちゃんが私の手を強く握ったり脚を暴れさせたりしてと激しく反応しましてたぶん連絡するなっ、行くなって事だと思いみんなでベッド横で話し掛けたり手を握ったりしていましたがその数分後ですかね…スッと息が途切れてしまいました」と、家族が見守る中での牧野さんの臨終の様子も明かされている。

 葬儀・告別式は19日午後0時半から兵庫県宝塚市栄町2の10の13、大林寺会館で。喪主は母てるさん。

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