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政治論客の三宅久之さん死去…「TVタックル」などに出演

 政治評論家の三宅久之さんが15日朝、東京都目黒区の自宅で倒れ救急搬送され、同午前8時46分、搬送先の都内の病院で死去した。82歳だった。

 三宅さんは毎日新聞の政治部記者を経て、1976年に独立。保守派の論客として『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)などに出演。討論形式のテレビ番組では大声で論戦を繰り広げたが、テレビとは対照的に普段は物腰がやわらかく、相手の話をじっくり聞く温厚な姿で知られた。今年3月ごろには「私の声が聞き取りにくくなった。視聴者に申し訳ない。政治評論家を引退する」として表舞台から身を引いていた。

 16日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ各紙が報じており、三宅さんは同日午前6時ごろ「トイレに行きたい」と立ち上がった直後に倒れ、病院に搬送されたという。

 葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は長男彰(あきら)氏。

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