女子レスリング銅メダリストの浜口京子（34）と父でトレーナーのアニマル浜口（65）の浜口親子が6日、都内の中央区立豊海小学校で、同校の5、6年生の児童約130人に特別授業『マーベル・ヒーローへの道』を開講した。
映画『アベンジャーズ』の大ヒットでも人気になったアイアンマンやスパイダーマンなどの“マーベル・ヒーロー”たちが活躍する『アルティメット・スパイダーマン』など3作品を、ウォルト・ディズニー・ジャパンのCSチャンネル『ディズニーXD』が11月10日と11日に一挙に放送する。それに先駆け浜口親子が一日教師として子供たちの元へ駆けつけた。
大勢の子供たちにいつもよりほんのわずかにハイテンションのアニマルは「みんなもジャパニーズ・ヒーローになれるんだ！」と気炎を上げると京子の話をさえぎりながら「ワハハ！」と豪快な笑顔。そのままの勢いで子供たちに“マーベル・スクワット”を伝授すると「気合を入れて集中すること。息が詰まっちゃうから終わったら笑いを入れて開放する。気合と笑いのコラボレーション。そしたら強くなる！」と激賞した。
囲み会見では突然「（子供たちを見て）結婚して子供を産みたいとかそういう気持ちが強くなっただろう？」と浜口パパ。娘に「最近美しくなった。彼氏できたんじゃないの？」と報道陣を代弁するような質問で笑いを誘うと「プライベートは女房と京子がふたりで話してるみたいです。せっかくの機会だから、包み隠さず言ってしまえ！」とグイグイ質問。京子は「今のところは…」と苦笑いだった。
イベント中も「リオだ！」と2016年のブラジル・リオデジャネイロで開催される次期五輪に向けて気合充分の父に、京子は「4大会も出場させてもらったらそれこそ奇跡。でもアスリートをやっていて我慢してきたことも興味あるし…充電してリフレッシュしたい」と複雑な胸の内を語った。それを聞いた父は「ディズニーに頼んでヒーローに入れてもらってパワーをもらってリオに行くんだ！」と絶叫。報道陣から「こんなお父さんはどうですか？」と聞かれると「楽しいです。面白いです」と笑った。
京子は「今はゆっくり温泉につかったり、美味しいものを時間をかけて食べたりしたい」としんみり。恋愛について「縁があれば、私のことを好きになってくれる人があらわれたらいいな」と前向きに語ると「気合とか笑いとかやらない人がいい」とコメントし報道陣を爆笑させた。また、好きなタイプを聞かれると「お寿司握ってる方とか、その道で追求されている方。輝いている人が好きです」と語ると、アニマルは「全国のお寿司屋さんが立候補してくるぞ！」と大盛り上がりだった。
