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寿美菜子 ボーイッシュ意識するも、監督から「もっとかわいく!」宮野真守「赤パンツに注目」

寿美菜子 ボーイッシュ意識するも、監督から「もっとかわいく!」宮野真守「赤パンツに注目」_02
主人公・浜路の声を担当した寿

 声優ユニット『スフィア』メンバーで、人気声優の寿美菜子(21)が16日、都内・新宿テアトルで行われたアニメ映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』(監督:宮地昌幸/配給:東京テアトル)舞台挨拶付き試写会に声優・宮野真守(みやのまもる、29)、落語家・桂歌丸(76)、お笑いタレント・劇団ひとり(35)、歌手・Chara(44)、作家・桜庭一樹(41)、宮地監督(36)とともに出席した。

 滝沢馬琴による『南総里見八犬伝』を直木賞作家・桜庭一樹が新解釈して生まれた『伏 魔作・里見八犬伝』を原作とし、アレンジされた同作品。江戸を舞台に、猟師の少女・浜路が、人と犬の血を引く『伏-ふせ-』と呼ばれる青年・信乃と出会い、ストーリーは展開される。

 寿は、真っ赤なワンピースで登壇。田舎の山で猟師として育てられた14歳の男勝りな少女・浜路の声を務めており、「ボーイッシュに見えるけど、初めにPVを撮らせてもらったときに監督から『もっとかわいい女の子でいいですよ』とアドバイスをいただいた。それから本編収録までキープできるように役作りしました」と、宮地監督とのやり取りを明かした。

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「赤パンツに注目して」という宮野

 信乃役の宮野は、江戸をピンクの着物に赤いパンツで走り回る役柄についてMCに聞かれ、「そこ気になりますか?」と突っ込み、会場が笑いに包まれる。「赤パンツはとても華やかでしたよ。何回か股を開いて、何か見えると思うので注目して観てください」とコメントし、さらに場内を沸かせた。

 だが、信乃という存在については、「人の世で自分の存在を伏せて生きているので、感情を表に出さないというか、何か一つベールがかかっているような印象だった。そこを浜路によって心の奥底をくすぐられて、それがにじみでてくる信乃が魅力的に演じられればと思った」と、真摯に語った。

 また、原作の桜庭から「すごい気に入りました。この映画大好きですね。本当のエンターテインメントとして、作りも凄くキレイで、後半にいくにしたがって監督が出ている気がした。ちょっとノアールな感じとかバイオレンスな部分が迫力につながっている」とベタ褒めされた宮地監督が、「恐縮です…。ずっと桜庭先生のことを意識しながら作らせていただいていたので、嬉しいです」と照れる場面も。

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フォトセッション

 この日出席した歌丸やひとり、住職役の竹中直人(56)などゲストキャストも豪華な顔ぶれ。主題歌はCharaが「蝶々結び」を歌っている。

 全国公開中。

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後列左から時計回りに寿、宮野、ひとり、Chara、歌丸、宮地監督、桜庭

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