タレント・福田彩乃（24）が25日、都内スタジオで韓国ドラマ『キング～Two Hearts』日本語吹き替え公開収録を開催した。
もしも韓国に王室があったらという架空の現代世界を舞台に“ダメダメ王子”と“最強女性将校”という2人の政略結婚から始まるラブロマンス作品。大ヒットドラマに出演したイ・スンギとハ・ジウォンが共演したことでも話題となっている。
殺し屋・ボンボンを演じるためこの日は、黒でコーディネートしグローブをはめてスタイリッシュな感じで登場。声優初挑戦な上に、公開収録ということで緊張気味だが、「こういうのもできるんだぞというところを見せたい」と意気込む。
実際、冷たい感じの印象を受けるセリフを次々と繰り出したり、チョコレートを口に含むシーンでは、口をモゴモゴと動かしたりと役に入り切り見事な演技を披露。かと思えば、ディレクターからのムチャ振りで、綾瀬はるか、滝川クリステル、ローラと得意のモノマネで声を当てたり、ニワトリという人外のものまで幅広さを見せ、「やる意味あるのかな！？」と、疑問を呈しつつも報道陣を爆笑の渦に巻き込んだ。
終了後の囲み会見では、「自分っていろんな感じの声が出せるんだなと思っていたんです。だから、いつか声優さんをやってみたいと思っていたので、この話を頂いた時は嬉しかったですね」と、話が来た1ヶ月半前のことを振り返る。
ヒロインではなく殺し屋ということで、「難しいですね。洋画を観て研究しましたけど、感情を入れるところというか。女優さんと呼吸も合わせることも大変でした」と、戸惑いもあったそうだが、アンジェリーナ・ジョリーをイメージし、「ええい！やってやるぞ！という感じでした」と、気合を入れたのだとか。ただし、報道陣から「殺すシーンは？」と尋ねられると、そのシーがあったのをド忘れしたのか動揺してしまうこともあった。
ちなみに、本作はラブストーリーだが、自身のラブストーリーについては、「過去は恋愛の経験というかOL時代はしてました。いまはないですね」と、恥ずかしげに告白し、「まだ、これからですね」と、はにかんだ。
もし、モノマネの部分が採用になったらという質問には、「悲しいですね。今まで通りのものなので」と、苦笑いしつつ、「全体的に女の子が見てキュンキュンする作りになっています。私の吹き替えにも注目頂ければ」とPRしていた。
韓国ドラマ『キング～Two Hearts』は11月7日よりTSUTAYAのみでレンタルが開始され同21日より発売される。
