ヴィジュアル系エアーバンド『ゴールデンボンバー』のVo-karu・鬼龍院翔(28)が22日、都内・有楽町のニッポン放送イマジン・スタジオで行われた米映画『パラノーマル・アクティビティ 4』(監督:ヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマン/配給:パラマウント)恐怖の試写会イベントに出席した。
驚異的な低予算の製作費ながら、あまりに怖すぎるという口コミで、世界中にブームを巻き起こした『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの最新作が、10月19日より世界で解禁。全米では3412スクリーンで3020万ドルで、全米No.1の好スタートを切り、ロシア、オーストラリア、ドイツ、ブラジルを含む10ヵ国でもオープニングNo.1となっている。
1988年、2006年にカリフォルニア州で発生した謎の未解決事件には、ケイティという女性と、彼女に連れ去られた幼い男児ハンターが関与しているとされていたが、2人の消息はつかめず。だが、あれから5年後の2011年、ある少女が撮影した映像から、2人とみられる姿が発見されたとの情報が…。
公開に先駆け、キリショーが月曜深夜にパーソナリティーを務めるラジオ番組『ゴールデンボンバー・鬼龍院翔のオールナイトニッポン(ニッポン放送、月曜・深夜1時～)』との連動企画で、学生リスナーを中心に85名を招待し、恐怖の試写会イベントを開催。スタジオは女子高生が大半を占め、トレードマークのタミヤのTシャツを着たキリショーが登場すると、耳をつんざくような黄色い声援が！ だが、この人気に浮かれることなく、「来年どうなるかと考えると…。不祥事とか起こさないように気をつけないと。自分のイメージは“ポッと出のすきっ歯”だから」と、のっけからネガティブな発言が続く。
そして、『パラノーマル・アクティビティ 4』の予告編上演へ。あまりの怖さにリスナーが悲鳴を上げる中、キリショーも怖がる素振りを見せる。予告編が終了し、場内が明るくなった途端、血染めのTシャツを着たケイティに扮した外国人女性がキリショーを襲撃！ これにはキリショーも「ウワ～～～ッ！ 何、何、何～っ!? 誰!? 誰なの～っ!?」と驚き、イスから転げ落ちる。
何が起こったのか事態を把握できないキリショーは、「いや～苦手なんだよな～。相当怒ってましたけどね。あんなにびっくりしたの久しぶりで、ちょっといま声震えてる…」と、まだ落ち着かない。「みんなもきつかったな～」と後ろの女子高生を気遣う優しさも見せたが、「映像より、後ろの悲鳴で驚いた。本当に嫌な仕事引き受けたな～と。本当に怖かった…」と、もうこりごりの様子だった。
その後は、キリショーとリスナー85人が『オリジナル・パラノーマル・ストーリー』を公開収録。この模様が収録されたCDは、『ゴールデンボンバー・鬼龍院翔のオールナイトニッポン』にて応募を行い、当選した30校の学校にCDが送られる。
リスナーとともに行ったフォトセッション、囲み取材でもぴったりと横に付き、まったく表情を変えないケイティに扮した外国人女性に対し、キリショーは「あっ、すいません…」と平謝りしたり、「にらまないで」と困惑。報道陣の「女性のお相手としては？」という問いかけには、「いやいや、まだ『ときメモ』(ときめきメモリアル)やってたほうがマシですよ！」と、恋愛シミュレーションゲームのタイトルを出して、断固拒否！ さらに「もうちょっと感情があるほうが。冷たい雰囲気も嫌いじゃないのでいいかなと思いますけど、ちょっと怖いですね」と、ノーサンキューを貫いた。
『ゴールデンボンバー』メンバーの中では、誰が一番怖がりかという話題になり、「歌広場淳君ですかね。本当に女の子みたいな性格で、リアクションもけっこう女子っぽい。僕もかなりのビビリなんで、僕か歌広場君ですね」とコメント。世界各国でNo.1となっている同作にちなみ、「鬼龍院さんの中でNo.1なことは？」と聞かれ、「僕が人より長けてることは、運じゃないかな。さほど技もないので、運に関してはNo.1だと思う」と答えた。ちなみに、キリショーが思うNo.1な人物として、「ウサイン・ボルト兄さんですね。尊敬してます」と、なぜか世界最速の男の名前を。
また、自身の恐怖体験については、「ウチの父に3000万円の借金を押し付けて逃げた父の姉が、深夜に『泊まらせてくれ！』って泣きついてきたときは、子供ながら本当に怖かった」と、報道陣も凍りつくようなリアルな描写で語った。
11月1日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国公開！
