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女忍演じた佐津川 ロケ思い出し涙!AKB菊地“禁断の恋”は…

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左から菊地、佐津川

 女優・佐津川愛美(さつかわあいみ、23)が17日、都内で行われた主演映画『忍道-SHINOBIDO-』(監督:森岡利行/配給・宣伝:ジョリー・ロジャー)完成披露試写会に人気アイドルグループ『AKB48』の“あやりん”こと菊地あやか(18)、俳優・ユキリョウイチ(39)、長谷川初範(56)、タレント・研ナオコ(58)、森岡監督(51)とともに出席。過酷なロケを振り返り、「こんなに涙が止まらなかった現場は初めて」と瞳を潤ませた。

 EDO WONDERLAND 日光江戸村が生誕25周年を記念し、映画製作を本格始動した記念すべき作品。江戸時代末期、忍の里で女忍として育てられたお甲(佐津川)と、忍の壊滅を目的とする隠密組織・黒羽衆の侍・東五郎(ユキ)の禁断の恋を切なく、激しく描く。

 主演の佐津川は、長編映画ではアクション初挑戦とのことで、「新体操をやっていたので、アクションは大丈夫かなと思っていたけど、忍者がどういう動きをするか不安だった」と語ったが、「殺陣の先生に『刀を常に握る練習をしなさい』と言われたので、子供が持ってるおもちゃの光る剣をバッグに入れてました」と明かし、場内を和ませる。

 森岡監督は「菊地も佐津川も運動神経が良かったから、そんなにしごいてはいないです」とコメントしたが、ユキが「過呼吸になったり、アブに刺されたりして、大変だったんですよ」と暴露! これには、佐津川も「凄い痛かったです。血が出て、病院に行きました。ケガは大丈夫と言われましたけど」と、苦々しく振り返る。

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主演の佐津川は感極まり、涙が溢れる

 そして、佐津川がこの映画に対する思いを「私はアクション映画だと思っていません。『なぜ殺さなければいけないのか』といった感情が鮮明に出ている作品。こんなに涙が止まらなかった現場は初めて。人間ってこんな感情になれるんだと思った。みなさんの心にも残っていただければ」と語り、感極まり涙が溢れた。

 『AKB48』や『渡り廊下走り隊7』のメンバーとして活動する菊地は、「初めての時代劇。いままでホラー映画の出演が多かったけど、嬉しく思います。また新たな菊地あやかを見せられたら」と挨拶。だが、「初めて刀や手裏剣を使ったので、稽古が大変でした」と苦労もあったようで、「自分では“おっ!”と思うんだけど、監督からは『太刀姿がひょろっとしている』と言われてしまって…」と、自分と他人の見方にギャップを感じたよう。

 忍の里の婆様役の研は、「日本だけじゃなく、世界の方にも喜んでいただける作品。客観的に観ても心打たれることが多い」と同映画をアピール。タイから来た報道陣を見つけ、「日本語は? イングリッシュ? そうですか…」と、登壇者に英語で話すよう指示して、場内爆笑! さらに「私は撮影になんの準備もしませんでした。動かないので、みなさんより楽をさせていただいた。呼んでいただいて嬉しかったけど、他にOKしてくれる人がいなかったのかな」とこぼし、周囲を笑わせた。

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左から森岡監督、長谷川、菊地、佐津川、ユキ、研

 舞台挨拶終了後の囲みでは、同映画にちなんで佐津川と菊地に「禁断の恋に憧れがある?」と質問が飛び、佐津川は「憧れという部分では、まったく思わなかった。時代というものがるので、今の時代で“禁断の恋”と言われても、禁断じゃない気がします」と、素っ気なく返答。“恋愛禁止”という鉄の掟がある『AKB48』の菊地も、これについて話そうとしたところで、スタッフが制止してしまい、菊地の“禁断の恋”観については、聞けずじまいとなった。

 2月4日より銀座シネパトス他全国順次ロードショー!

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佐津川愛美
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菊地あやか
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ユキリョウイチ
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長谷川初範
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研ナオコ
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「初めてカツラかぶりました。身体張ってます!」
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女忍・お甲を熱演した佐津川
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菊地(左)はお甲の妹分・暮松を演じた
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