女優・中山美穂(42)が8日、都内で映画『新しい靴を買わなくちゃ』(監督:北川悦吏子/配給:東映)初日舞台あいさつに、俳優・向井理(30)、桐谷美玲(22)、綾野剛(30)、北川監督(40)、岩井俊二プロデューサー(49)とともに登場した。
妹・スズメ(桐谷美玲)がパリに住む恋人のカンゴ(綾野)に合うことから、付き添ってパリ観光にやってきたカメラマンのセン(向井)はスズメに置き去りにされてしまうことに。途方に暮れるセンだったが、落としたパスポートが踏まれて破れてしまい、困った状況になってしまう。踏んだ女性はパリでフリーペーパーの編集をする日本人女性のアオイ(中山)だった。アオイのはパスポートを踏んだことから靴のヒールが折れてしまうこととなり…。
白いワンピース姿で登場した中山。最初の第一声は、「チケットの方も完売ということでありがたいことです。素敵なこの作品の世界を楽しんで頂けたら」とあいさつしたが、胸がいっぱいになったのか途中、涙ながらに言葉をつまらせながらのものとなることに。
計4回パリと日本を往復した撮影となり、MCがその距離を7万7622キロと中山に告げると、「相当な距離ですね。遠くないですどこでもドア開けたみたいな感じで、みなさんの笑顔を見たりするとやってよかったなと思います」と、思いを伝え、「最初は小さな短編くらいからやろうという気持ちから始まって6年もたってしまいましたけど、いまやることに意味があったと思います」という構想があったことも振り返った。
最後に中山が、「撮影してから、ずっとこの作品の魔法にかかったような感じでした。初日を迎えて魔法が解けちゃう感じですが、これから御覧頂いて、素敵な魔法にかかってください」と、PRしていた。
映画『新しい靴を買わなくちゃ』は絶賛公開中!