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5月打ち切りの「芸能★BANG」にBPOから「放送倫理に反した」と意見書

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は4日、バラエティ番組『芸能★BANG ザ・ゴールデン』(日本テレビ系)が「不適正な言葉を多用し、過剰な演出で視聴者をあざむくなど、放送倫理に反した」とする意見書を公表した。

 番組は5月4日に放送され、「オセロ」中島知子(41)と占い師の騒動を特集。その際に、テレビ欄や番組公式サイトで「オセロ中島騒動のあの占い師が登場」「騒動の占い師が謎の同居生活全貌激白」と紹介文を掲載していたが、実際に出演したのは、その占い師と同居したことがある別の占い師で苦情が寄せられ、番組終了となっていた。

 5日付のスポーツ報知、東京中日スポーツ各紙が報じており、意見書では、この演出が視聴者への「裏切り」だったと指摘。川端和治委員長は記者会見で「視聴者をダシに使い視聴率を稼ごうとした。視聴者に対する愛が根本的に欠けていた」と述べている。

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