つんく♂がプロデュースするハロー！プロジェクトの「日本一スカートの短いアイドルグループ」の『スマイレージ』が29日、神奈川県・横浜BLITZで「スマイレージコンサートツアー 2012秋～ちょいカワ番長～」を行い1000人（2ステージで2000人）のファンが詰めかけた。
最新シングルの『好きよ、純情反抗期。』や『ドットビキニ』『有頂天LOVE』のほかに未発表曲の『天真爛漫』『大人の途中』など19曲を熱唱。さらに、11月発売予定の新曲『寒いね。』を初披露した。
スマイレージの2012秋ツアーのサブタイトルが「ちょいカワ番長」ということで、諸注意事項の影ナレから、不慣れな男言葉と命令口調に挑戦。
この日の「覆面ジャー」は“タケちゃん”こと竹内朱莉（14）。
「開演中のお席の移動は、ほかのお客様のご迷惑となりますので、おやめください！」と、普通に言った後、「いいか、ダメだぞやっちゃ。わかってんのか」と、ちょい足しすると、会場のファンからは可愛らしさに笑いが漏れる。
「ファミリー席のお客様にお願いです。開演中は、着席してごシャンショウください」と、「ご鑑賞」の部分を噛むと、会場から一斉に「え～」の反応。それに対して、「え～じゃない！人間だからたまには噛むんだよ。わかるか」というと、「おーい」とのリアクション。
最後には、「行くぞー」「おー」「行くぞー」「おー」と、エールの交換を2度繰り返し、「気合入ってんのか？始まるから、頑張れよー」と言うと、「おーー」と、ひときわ気合の入った声に交じなど、一体感を作っていく。
ノースリーブの学ラン風な上着とミニスカートで『私、ちょっとかわいい裏番長』でスタート。2曲終わり、メンバー紹介VTRの後、ピンクの衣装に着替えて、さらに2曲続けてスマイレージらしい可愛らしい曲を歌った後、自己紹介のMC。
「日本一スカートの短いアイドルグループ」のリーダーの“あやちょ”こと和田彩花（18）が、「横浜BLITZ上等ぉー。横浜、上等ー。実は、うちらハロプロで裏番張らしてもらってんだけど…」と、ツアータイトルの雰囲気になりきる。
続いて自称「シンデレラの生まれ変わり」の“かにょん”こと福田花音（17）が、「公演にかける意気込みをブチかましてやれやー」と、気合を入れる。
“かななん”こと中西香菜（15）は、「リハが終わり、確認してから寝ようとしたら、途中で寝ちゃって、朝、確認した」と、いう。
“めいめい”こと田村芽実（13）は、「昨日、風呂に入ろうとしたら、ちょうどいい温度だと思ったら、すっげぇー熱くて、足ちょこっとヤケドしたぜ！今日は、アタイみたいに、アタイたちの盛り上がりにヤケドすんなょ～」と、きれいにまとめ、拍手喝采。
“りなぷ〜”こと勝田里奈（14）は、「はい。プーさんの生まれ変わり、14歳。勝田里奈でーす、よろしくおねがいしまーす」と、普通な感じで可愛くあいさつし、会場から拍手喝さいを浴びると、かにょんが、「何だよ、この盛り上がりよ～」と、いちゃもん。
それに対して、りなぷ～は、「プーさんの生まれ変わりだって言う事が発覚したんだよ」というと、かにょんは、「なんで。これにはみんな引かねぇんだよ」と、シンデレラの生まれ変わりキャラとして不満そう。
タケちゃんは、「ふくらはぎを鍛えたくて、家に帰ると、両足に1キロの重りをつけているんっすよ。そのままつま先で歩いている。今日は、顔とかだけじゃなく、このふくらはぎにも注目して見てもらえたら嬉しいぜ、よろしく」と言うと、かにょんが、「太くなんなよ～」と言うと、「それが問題だぜ」と、ちょいマジで心配。
“かにょん”こと福田花音（17）は、「シンデレラの生まれ変わりを封印した福田だけどぉ」というと、一斉に「え～」とブーイング。それに対して、「やっても『え～』って言うし、やんなくても『え～』っていうのかよぉ」と、煽ると笑いが起きる。
そして、「『シンデレラレボリューション優先的にお撃ちいたします』っていうTシャツを作ったから、ここでやめると無責任なんだけど、でも、それ着ているやつ等が多かったらやろうと思ったの。けっこう、地味に少なくて。まだ発送途中らしいから、これから買ってくれた人がいて、増えたらシンデレラレボリューション撃ってやってもいいと思ってんで…」と、今後の展開は、Tシャツの売れ行き次第だそうだ。
メンバーは、慣れない男言葉と上から目線的なセリフで「ちょいカワ番長」のキャラ作りに必死。なかなか見ることができないスマイレージの各地でのMC内容にも注目だ。
同ライブツアーは、30日が神奈川・横浜BLITZ、10月7日が広島・BLUE LIVE 広島、10月8日が福岡・イムズホール、10月13日が宮城・仙台Rensa、10月14日が群馬・高崎市文化会館、10月27日が東京・SHIBUYA-AX、11月10日が、愛知・Zepp Nagoyaで、各会場2回公演。
