ビーチバレーの浅尾美和選手(26)が26日、都内・港区台場のフジテレビ1Fマルチシアターで行われた『お台場スポーツDAYS』開催発表会にペアを組んでいる浦田景子選手(34)、日本ビーチバレー連盟会長・川合俊一氏(49)、日本水泳連盟・鷲見全弘氏(すみまさひろ、47)、ビーチバレーロンドン五輪日本代表の朝日健太郎(36)・白鳥勝浩(35)ペア、オープンウォーターロンドン五輪代表の平井康翔選手(ひらいやすなり、22)、貴田裕美選手(27)とともに出席した。
日本ビーチバレー連盟と株式会社フジテレビジョンは、9月27日～30日、お台場ビーチで『JBVツアー 2012 第5戦 ペボニアカップ』を開催。公益財団法人日本水泳連盟は、9月30日、お台場海浜公園で『セントラルスポーツカップ 2012 東京・マラソンスイミング』を開催し、同日にはダイバーシティ東京でNBA(全米バスケット協会)主催の3on3トーナメントイベント『NBA3X(スリーエックス)』が行われる。スポーツのチカラProjectは、これらの大会を融合し、『お台場スポーツDAYS』と名づけ、両大会への話題作りや集客とともに、2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催に向けた運動を展開していく。
その美貌から“ビーチの妖精”と呼ばれ、モデル活動を行い、写真集をリリースするなど多方面でも活躍している浅尾選手は、日に焼けた小麦色の肌にジャージ姿で登壇。27日から開幕する『ペボニアカップ』について、「JBVツアーの中でも、お台場で行われる大会は本当にたくさんの人に足を運んでもらえる大会。この間のJBVツアー(2010年)では準優勝だったので、次こそは初優勝目指して頑張りたいと思います。お台場を私たちのプレーで盛り上げられるように頑張ります。ぜひお台場に足を運んでください」と意気込んだ。
同大会について、川合会長から「見どころは、引退する朝日がどれだけ頑張るか」と、発破をかけられた朝日選手は、「少し寂しい気持ちもありますけど、お台場は非常に思い出のあるコート。そこで最後は白鳥と優勝で飾りたいという気持ちでいっぱい」と、有終の美を飾ることを宣言。
さらに「最後は引退も兼ねてますので、お台場の上でキレイに沈めたら」と発言すると、川合会長が「朝日なのに沈んじゃうの？」と突っ込み。これには、朝日選手は「もうさんざん昇ったので、今回は沈もうかなと思います」と返し、パートナーの白鳥選手も「年間チャンピオンが決まる大会。朝日さんが引退するということで、ぜひ勝って沈めたいと思います(笑)」と悪ノリしていた。
また、発表会にはゲストとして、ロンドン五輪競泳男子200m平泳ぎ銅メダリストの立石諒選手(23)、同五輪競泳女子400mメドレーリレー銅メダリストの上田春佳選手(24)も登場。立石選手は「メダルを持って帰ってくるかこないかで、かなり扱いも違うし、結果を出せたことが達成感を満たしてくれています」と、ロンドン五輪でのプレッシャーを振り返り、上田選手は「まだオープンウォーターを生で見たことがないので、9月30日は朝からお台場に行きたい」と、『マラソンスイミング』を生観戦することを約束した。
2020年オリンピック・パラリンピックの立候補都市は、現在、イスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)、東京(日本)の3都市に絞られており、2013年9月7日、アルゼンチン・ブエノスアイレスでのIOC総会にて開催都市が決定。川合会長は、「我々日本人ってスポーツが好きなんだけど、いざ誘致となるとこの国特有の“どちらでもいい”が多い。一般の人と街で会ったりすると、それだけでファンになってくれたりするので、スポーツもいろんなところで目につくように開催しなきゃいけない。東京だったら電車賃230円とかそんなレベルで見られるので、応援しやすいと思う」と、東京での五輪開催への思いを呼びかけた。
