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坂東三津五郎、“城LOVE”あふれる本を上梓「お城に行けば胸はドキドキ」

著書『坂東三津五郎 粋な城めぐり』発売記念イベント
 歌舞伎俳優の坂東三津五郎(55)が13日、都内の三省堂書店有楽町店で『坂東三津五郎 粋な城めぐり』(角川マガジンズ)の発売記念イベントを行った。

 物心つく前からお城が好きで、『三津五郎城めぐり』(三月書房)など著作を持つ坂東はにこやかな声で「趣味が高じて2冊目の本になりました。不思議な気持ちです」と本を手にニッコリ。“城ノート”をつけていたほどの“城LOVE”ぶりを「その城のベストアングルを見つけるのが好きで2,3時間は平気でいます。お城に行けば胸はドキドキ。たたずめば胎内に戻ったように安らぐんです」と柔和な瞳で語った。

 同作では天守閣が現存する12の城を始め、全国の近世城郭といわれる安土桃山時代時代移行のお城を紹介する愛の詰まった1冊。また、同じく城好きで知られるロンドンブーツ1号2号の田村淳との対談では「特に宇土櫓(うとやぐら)が好きなんですよ」と淳が言えば「そうそう、最高だよね。あそこは屋根のラインに…」と坂東が応える、城好きならではの対話が繰り広げられている。

 報道陣からその魅力について聞かれると「未だに疑問なんですけど、きっかけはないんですよ。100あったら100通りの良さがあるんですよ。彦根城、姫路城、松江城…ぜひ故郷のお城を見直して欲しい」と熱のこもった語り。お城の見方も人それぞれあるようで「(田村)淳くんは城主目線と足軽目線で見ると言ってました。春風亭昇太は山に登って『堀の跡があった』と喜んでるです」と愉快そうに語った。

 家族の反応はというと「しぶしぶですね。福井に行ってカニ食べないか、と誘ってお城を見に行ってます」と苦笑い。「これだけ行っていてもまだ行っていないお城がたくさんある。今年見たいのは…会津若松城。瓦が変わったんですよ! 当時の赤い瓦に葺き替えたというのでぜひ行きたいですね!」と力説。「4月末の江戸城の二の丸庭園はツツジが綺麗なのでオススメです」と笑顔だった。

坂東三津五郎
『坂東三津五郎 粋な城めぐり』発売記念イベント
『坂東三津五郎 粋な城めぐり』発売記念イベント
『坂東三津五郎 粋な城めぐり』発売記念イベント
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